変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-29 サンドストーム

ヤフオクで落札できた記念.イケメンだけどマスクオフ顔なのはなあ(´・ω・`)

(海外版)発売当時は「スプリンガーのリデコだしなあ……」と悩んでるうちに売り切れてしまって,国内版発売の時も「スプリンガーは海外版なのになあ」と良く判らん理由でスルーしたるうちに在庫なくなってしまって少し後悔してたんですが,9年くらいの時を経てようやく購入.リデコ元のスプリンガーとの差異部分なども結構凝った設計になってて好感.

オルトモード:オフロード車.後輪は糞デカカウルレスのタイヤなのに前輪はフルカウルになっててこれはどういう乗り物だ?と言う謎感漂う乗り物なんですが,スプリンガーよりもロボットモード時の胸部の幅を増したおかげでボンネット部が一体感ある造形になってたり,ヘリ時の尾翼がサイドウィンドウを覆ってウィンドウガードみたいになってるのが好き.サイドウィンドウのガードはG1サンドストームのバギーモードのサイドウィンドウが保護ネット表現になってるオマージュと言えば言えますし.

オルトモード:VTOL機.オフ車の糞デカ後輪をダクテッドファンに見立てて航空機に仕立てるのは上手いし,当時思ったほどタイヤには見えないのでよう思いつきましたね,と言う感想.なんだけどG1デザインをこれっぽっちも踏襲してないのはちょっと残念よね……レガシーでリデコじゃない完全新規かつG1モチーフ準拠のトリプルチェンジを期待したいところ.まあ難易度高いので非正規でもあんまり出てないし難しいのは判る.

各モードともオレンジ分多めで,イエロー部分もやや赤み入っているので海外版よりもG1カラーに近づいていて好感.スプリンガーは国内版のスプラングよりも海外版の方が(特に胸部の黄色とか)G1に近かったので結果として海外版スプリンガー,国内版サンドストームの組み合わせで買って正解だった気がします.

武器はVTOL機モードで機首に取り付け出来るし,その時様にタイヤのモールドも造形されてるんだが,このせいかスプリンガーにあったグリップ部の角度調整できる機能がほぼ効かなくなってて,オフ車モードの時に銃口が下がっちゃうのが難点(個体差かもしれませんが).

ロボットモード:ディティール増し増し,胸部太まし化,背負いもの肥大でスプリンガーよりもマッチョに見える.これはカラーリングのせいもあるかもしれないですが.リデコのせいでトップヘビー,背面ヘビーになってるので気持ち前傾姿勢じゃないと転倒てしまうので素立ちはやや苦手かも.むしろ躍動感あるポージングの方がバランスとりやすいかも知れません.

リデコ元のスプリンガーと2ショット.

こうやって並べてみると航空機モードではスプリンガーの縦長感がヘリっぽさ醸してるし,自動車モードではサンドストームがフロントボンネット部の違和感上手く消しててしかも車幅も太く見えるので,元設計の良さと,リデコの秀逸さが判りますね.