変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ビーストウォーズ D-1 メガトロン

四半世紀前の玩具なので結構劣化してるところがあって取扱注意な感じになってましたが、破損もなく残っててくれてました。

ティラノヘッドの造形に時代を感じたりもしますが、それはそれとして大胆なスカルプトでアメリカの恐竜玩具って感じがします。

箱も現存していましたが置き場所確保の為に廃棄。

MP、KDと。こうやって見るとポーラボーラとかアイゼンボーグあたりの直立歩行時代をまだ引きずってる感じがしますね。過渡期間。尻尾は地面につかないけどまだ背中が地面に平行になり切ってない感じ。

当時のTF玩具はこれでもかって位にギミック仕込まれてるんですが、メガトロンの喉部には水鉄砲が仕込まれています。喉部分がタンクになってて、これを本体に取り付けてティラノの口を開けると舌の付け根から水が噴射される仕組み。滅茶苦茶良く出来ている。

股間を左右に開けなくて格好いいポーズ付けられないなーと思ってたんですが、試してみたらこれ位は開脚出来ました。まあ格好いいポーズにはなかなかならんのですが。前足は左右で手首の角度が変えられていいて、微妙な表情が付いています。

ロボットモード。これはビーストヘッドのままの状態。変形の都合でロボットモードに変形させた初期状態ではビーストヘッドの状態なので、これを開いて完成かな。

左腕の巨大ペンチ、確か畳んだ状態でロック出来た気がするんだけど、経年劣化のせいかロックできなくなってしまっていて、伸び切った状態がデフォルトになってしまっていました。

ぱかり。ビーストヘッドの左側も多分経年劣化で蝶番の部分が若干変形していたらしく、開いたら閉じなくなってしまって分解して調整する必要がありました。

フルポーザブルなんだけど、異形な両手のせいでまあ取れるポーズは決まってきますよね、という言い訳を……

展開したビーストモードのガワは特に折り畳まれることもないので結構なボリュームで後ろに張り出してしまします。

けどまあ後ろから見ると羽根的なパーツに見えなくもないのでそこまで違和感は無いですね。

KDメガトロンと。サイズ的にはそれ程違いがないんですが、等身や各部のバランスが全然違って、KDメガトロンの方が足長なんですが、ビーストメガトロンらしさで言えば断然初代の方が迫力あって格好いい体形な気がします。

両腕のバランスはMPメガトロンと似てる感じ。あと太もも部左右のパーツもデカい方がビーストメガトロンっぽさがより強いって感じかな?

改めて両方変形させてみたらMPメガトロンの変形パターンが驚くほど初代と一緒で多分そういうとこもリスペクトしてたんだなって改めて思いました。