変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス D-41 戦将メタルスランページ

兎に角カニ爪がデカいがハサミの形状はロブスターに似る。また鋏を含めた脚は4対8本しかないので、さてはヤドカリ目だな?

その魅力はデフォルメされた巨大な鋏にあるといっても過言ではない。

カニの顔は全くカニには見えない。60年代~70年代の米モンスター映画にこんなの居た気がするんだけど思い出せない(ふざけた顔でお馴染みの Attack of the crab monsters ではなく)。 上あごが左右に割れるギミックがあるんだけど、変形にも使わないし多分おくちおくちぱくぱくギミックって事よね?

兎に角カニ爪の存在感が素晴らしく、ビーストモードはド迫力なのです。その分置き場所に困る系玩具でもありますが。

武器は三連のミサイルランチャー。カニの時も装着でき、カニを前方に動かすとランチャー底部のタイヤと連動してミサイルランチャーが回転しながら弾を発射します。 アップで撮るの忘れちゃったけど、このミサイルランチャーには下あごのモールドがされているので多分取り付けた状態がビーストモードの完成形だと思います。

ただし取り付けると底部タイヤの関係で左右どちらかに傾いてしまう。

ミサイルとロボットモード時の武器となる銃はカニ爪の内側に格納可能。

キャタピラの展開が特徴的なビークルモード。カニ戦車というか、カニドーザーというか。ゴムキャタピラをテンション掛けて張る都合もあって他モードに比べても非常にがっちり固定されるので安心してキャタピラ走行できます。このギミックでリメイクして欲しいけど今のコスト感覚だと多分無理やろな(´・ω・`)

ビークル時にはカニ爪の中に収納していたゴムキャタピラを引っ張り出してカニ脚部に構成されたローラーに取り付けることで三角形の無限軌道が完成するという凄い変形パターン。

このランページはゴムキャタピラの劣化の話をよく聞くけど、この個体はまだ問題なく、今回撮影時に気休め的にクレポリメイト塗布してメンテしておきました。

前方に展開するカニ爪の正位置が判らない。

これは出来るだけ畳んで正面に対して平行にしてドーザーブレードっぽくしてみた奴。こっちの方が収まりは良いかな?

ロボットモード。ロボット本体部の変形は大味。腕は比較的可動範囲大きいですが、下腕部にカニ足が配置されているのでとにかく邪魔。

また下半身は膝は兎も角股間部の可動範囲が狭く、まともなポージングはちょっと難しい感じ。まあ正面以外からは多数のパーツがゴチャ付いていて良く判らない物体ですね……

ロボットモードの脚は多分左右にはこの程度しか開かない。逆に股裂きが無いので安心ですが。

カニ爪をランダムバインダー宜しく前方に展開すると途端に格好良くなってしまうので怖い。

ビーストモードのハッタリ効いた格好良さ、ビークルモードの変形パターンの素晴らしさ、ロボットモードの変形の単純さ、からのカニ爪大迫力と非常に遊び甲斐ある玩具ですが、大味なところもあって評価に困る。

インストラクションはランページ節全開の本人解説でした(´^ω^`)