変圧器たち

へんあつき-たち

Transformers Generations Shattered Glass Collection Decepticon Flamewar with Fireglide + Dark-ism DI-F10 SGFW-face

HasLab の商品名は

Transformers Generations Shattered Glass Collection Decepticon Flamewar with Fireglide & IDW’s Shattered Glass— Flamewar (Exclusive Hasbro Pulse Variant Cover)

滅茶苦茶長い

Flame War には「(主にインターネット上の)煽り合戦」というマイナーな意味がありますが、彼女の命名としては炎戦争って言葉の響き以上の意味は恐らくないと思います。口達者なキャラって事でもないよね?

私はフレイムウォーはプライムアーシーのリカラーでボットコンの限定アイテムとして発売されてた奴、って雑な解像度でしか知らなかったんですが、ちょっと調べてみたら玩具としての初出は Botcon 2005 の参加者に配布された非売品(エネルゴンアーシーのリカラー)らしいです。

元玩具のエネルゴンアーシーは初のオートバイからトランスフォームするアーシー玩具(だと思う)でしたが、日本ではスーパーリンクエリアルとして発売され劇中でもG1アーシーとは別人でした(多分)。

私はこの型が好きすぎて、初めて複数買いしたトランスフォーマーがこれでした(サイズ小さく安かったですし。4個くらい買った覚え)。

その後 BotCon 2014 の参加者配布用としてビーストハンターズ版アーシーのリカラーで制作され、この玩具が今回のフレイムウォーの直接の源流だと思います(レガシーのプライムユニバースアーシーのリデコなので)。

てっきり Botcon 限定以外の市販されたフレイムウォーはこれが初かと思ってたんですが、今回調べてる時に、2012年トランスフォーマーにプライムのラインとして、レギオンクラスアーシーのリカラーで商品化されたようです(Flamewar (Prime) - Transformers Wiki)。今回は初の「シャッタードグラス版フレイムウォー」という事でひとつ。

しかしどうしてシャッタードグラスなのにカラーリングが通常世界と一緒なんでしょうか?この辺はなんか説明されてるんだろうか?

フレイムウォーとは関係ないんですが、今回の台紙に描かれているこのキャラは一体誰なんだろう?シャッタードグラス版のG1ミラージュ?

今回はこの頭です。元玩具のレガシープライムアーシーは鼻はあるはスタイル悪いわで大変申し訳ないんですが非常に美しいプライムアーシーの別ユニバースでの姿とは言えとても容認できるものではなく、そのリカラーのフレイムウォーもまったく購入対象から外れてたんですよね。

ところがこれです。Dark-ism という ThirdParty から発売された DI-F10 SGFW-face 。この格好良さよ。恐らくこれがムーンベースで扱われてなければ存在に気付くこともなく、又この格好良さに気付くことなくフレイムウォーも買わずに済ませていたと思うのですが、ムンベさんの tweet でこのヘッドパーツ購入報告がリツイートされる度にそのイケメンの虜になってしまい、再販時に躊躇いなくカートに入れてしまったのですよ。その時点では本体購入目途立ってなかったのに!

ムーンベースでは売り切れてるし、ちらと調べる限りでは海外サイトでは大体 $60 位なので送料入れると1万円位になっちゃうしでどうしようと思ってたら robotkingdom.com で $39.9 で売ってたので送料入れても 7000円 位だから良いかなと思って即購入しちゃったんだけど、今調べたら junkshop-usa さんで半額4070円で売ってんじゃん!いやぁ、慌てる乞食は貰いが少ない。

という訳で無事本体も入手できたので早速頭部ヘッドを交換してしまいました。

オルトモード:

丸目二灯でフルカウルっぽい形状のバイク。車体下部はロボットモードの膝下で構成されているんだけど、これがフルカウルの下部に見立てているのか、実際にはハーフフェアリングなのかはちょっと良く判らない。ファイヤパターンはカウル側面左右に描かれています。

オルトモードで最大のチャームポイントはロボットモードの太ももの曲線で再現されたファットボブタンクだと思います。デザイン的に成功しているかというとシート側を絞れてなかったりしてちょっとうーん、なところもあるんですが、このアイディアを形にする為に膝下を細いアームで繋いだり、褌パーツを展開させたりといろいろ工夫されていてなかなかに凝った変形パターンです。

ロボットモードの肩基部はメタリックグレーの成型色でリブが入ったでサインになっていますが、これはエンジンブロックに見立てているのだと思います。

構造上カウル部分は丸ごと外れるんですが、外すとフラットトラックバイクっぽくなるのがいい感じ。カウル形状まるっと変えたリデコを出す計画でもあるんでしょうかね?

クリアパーツの武器(エネルゴンウェポン?)は取説によると2パターンで取り付け可能。

外した頭部をヘルメットに見立ててシート後ろに置いてみたけど良く判らない絵になってしまった。

オルトモードを底から見ると頭部ヘッドがこんにちわしているバンブルビースタイル。

ロボットモード:

そしてロボットモード。相棒のファイアグライドは公式では武器モードで「斧」になるんだけど弓に見立てることも出来るので、まあフレイムウォーの武器なんだから弓だよね、という訳で弓に見立てています。

頭部のせいで3割増しに格好いい。ファイアグライドの弓モードは尻尾(尻尾??)伸ばして矢に見立ててる人が多いんですけど、私は弓としての取り回しを優先して畳んだままの方が好きです。

フレイムウォーのつま先は宣材画像だと完全に開ききって偏平足なんですが、少しつま先を立たせてやると足長に見えて俄然スタイルが良くなります。流石ハイヒール効果。

前輪パーツを定位置から取り外して、開いて飛行ユニット風にして背中に取り付けることが出来ますが、こうすると肩位置が若干低くてスタイル悪いのが若干誤魔化せますね。肩位置が高く見えるからかな?

背中に丸々カウルを背負っているデザイン。ふくらはぎの辺りはインナーフレームがデザイン上のアクセントになっていて非常にメカメカしい。

後ろから見ると股間部が結構隙間広くて不格好なのが判りますね。ウーマンサイバトロンにしては蟹股。これで偏平足だと宣材画像の様なスタイル悪に見えちゃうんですよね。

そしてこの頭部である。オプティックはクリアで後頭部も着色されていないので恐ろしいほど集光する。なんというか映画「ダークナイト」のソナー・ビジョン使ってるバットマンみたいに滅茶苦茶光って格好いいのです。

この Dark-ism 製ヘッドは口元左側に牙というか八重歯的なものがモールドされていてキュート。しかしシャッタードグラスの正義のディセプティコンには全然見えないですね。

肘膝とも90度程度しか曲がらないのでポージングはまあまあ制限あり。足首が前後方向に稼働しないのもちょっと痛いですが、立膝はぎりぎり可能でした。

本来の斧モードとしてのファイヤグライド。斧用のエフェクトパーツも付いているのでこのフレイムウォーの武器は斧って事にしても良いですよね。

そもそもリデコ元のエネルゴンアーシーとビーストハンターズ版プライムアーシーの武器が偶々両者ともに弓だったから弓キャラになっただけなのでは?という気もします。

あと、リカラー元のレガシー版プライムアーシーではバイク前輪を展開したパーツを武器として手持ちさせてましたね。これは前後逆に持たせちゃってますが、前輪の展開軸を銃口に見立てているようです。

とはいえやっぱり何故かフレイムウォーは弓の方が似合う気がします。刷り込み怖い。弓を構えてる方が女性ロボっぽい姿勢になるからかな?斧ならあと三倍位柄を長くしてハルバードっぽい武器になれば格好良く構えられるかも知らんね。

そんな2モード変形するファイアグライド君のビーストモードはこちら。

Dark-ism 製の頭部ヘッドがあっての傑作ですが、この造形は非常に満足度高い!

Dark-ism DI-F10 SGFW-face はムーンベースにて2280円 Flamewar 本体は robotkingdom.com にて USD 39.90 (送料 USD 14.12)