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トランスフォーマー ビースト覚醒 BD-03 デラックスクラス エアレイザー

商品名にクラス名入るのちょっと珍しい感じ?今回スタジオシリーズもほぼ同時期に発売されるから名称分けたんでしょうか。情報リーク、横流し品がヤフオクに出品の時から、現在発売が決まっているビースト覚醒版玩具の中で一番入手したかった期待の一品。

ムービーのトイラインとは思えぬ、と言うかちょっとトランスフォーマーとして他にない感じのイケメンおフェイスなんだけど、よく見ると口が真一文字に顔の輪郭の端まで切れていて劇中デザインのミラージュと一緒だったりするので何かしらのムービー系デザインのフォーマットなのカナ?と思ったりするんですが実際のところどうなんでしょうね?

しかし横顔見るとビーストウォーズのアニメデザインをアレンジしたっぽい意匠も感じるので色々折半して蓮とかタカトミのデザイナーがオリジナルでデザインしたとかなんでしょうか?お陰で滅茶苦茶私好みのロボットになっているのでなんかとっても得した気分。顔だけだと東映特撮ロボみも感じるんだけど、と言うかアレだ雨宮慶太デザイン。人造人間ハカイダーのミカエルとか。ちょっと天使っぽいしね。三角の目をした羽根ある天使だ!(aiko)。

ビーストモード:

ビーストモードは多分隼。タカタトミーのwebサイトでスタジオシリーズの方のは”ビーストモードではハヤブサ(隼)に変形する。”1って明記されてるんだけど、こっちのは”エアレイザーがビーストからリアルなトランスフォーマーフィギュアに変形し、多彩なアクションや可動ができる!”2としか書いてなくてモチーフの記載がないのよね。

顔は隼顔だと思います。何ならスタジオシリーズの方よりも隼っぽいと思います。

ただし胴体は翼長に対して全長が寸足らずなので、背面から見るとカモメとかそっちの鳥に見えなくもない。そのうえ羽根も畳めないので降着姿勢が取れないのが玉に瑕。

※翼長に対して全長が短いのは多分今まで発売された大体どのエアレイザーも同様なので鳥デザインのトランスフォーマー難しいですね、と言う話なのかもしれない。脚もデカくなりがちですしね(ただしトランスメタル版エアレイザーは除く。あれはどっちかって言うと燕みたいなビーストモードでした)。

隼の翼はロボットモードの脚部と、ロボットモードで背中に配置される翼を合わせて構成されているんですが、可動軸が同一線上にあるのでビーストモードでも上下可動する神設計。

上下大体これ位の可動範囲です。

隼の頭部は本来ロックされて動かないんですが、ロック外せば左右に首振り可能。

可動軸的には下向かせることも可能なんですが流石にそれをやっちゃうとかなり不自然になってしまいますね。

これはロック外して首振り可能な状態ですが、この位の隙間ならまあ違和感は少ないですね。

ロボットモード:

ヒロイック!映画ではCV:ミシェル・ヨーなので大人の女性キャラな筈なんですが、このロボットモードは頭部がやや大きめで等身が低い為、少年感ありますね。女性っぽい意匠はほぼ無いかな?太ましい太腿も女の人ラインと言うよりは脚力っぽい気がします。

側面から見ると脚部に羽根の意匠があってロボットモードの脚部がビーストモードの鳥脚にもなる変形パターンの玩具に比べて非常に情報量が多くて格好いいですね。

武器はビーストモードでもロボットモードでも羽根のスロットに取り付けることが出来ます。尾羽はロボットモードの背中のロックに使われているため腰回転は無し。また足首の横可動がない為設置性にやや制限ありですが、足首の幅が比較的狭いのでそれ程気にならないかもしれないですね。片足立ちできないですが。

武器はショートソードが2本。ちょっとデカめの包丁に見えるな……逆手持ちの方が格好いい気もするけど隼なのに蟷螂拳って感じになっちゃうしなあ。この形状なので翼と一体化して欲しかった気はします。

例えばこういうとこあたりにね……

膝、肘とも可動範囲は 90° 程度で腰回転なしなどの制限が多い為ポージングにはまあまあ工夫が必要ですが、何しろスタイルが滅茶苦茶格好いいので大体どんなポーズさせてもそれなりに格好いいのです。

立膝は可能。腰回転ないのでスーパーヒーロー着地は難しいと思います。

尾羽の幅が広いので足を後ろ方向に曲げる際に干渉しますが、ロック外して後方に逃がすことでまあこれ位曲げること出来ます。

同じデラックスクラスのチーターと並べると頭のデカさが際立ちますね。全高は同じ位。

ビックカメラにて購入、3,080円。