変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー シージ SG-35 サンダークラッカー

私はG1もほぼ履修していないのでサンダークラッカーに特段の感情も持ってなかったんですけど、IDW の 「All Hail Megatron」ラスト近くで漢を上げて、その後地球で傷を癒しつつ犬飼って脚本家を目指すって言う滅茶苦茶いい感じのキャラクターに仕上がっててジェットロンいち好きなキャラになってしまった。それ以前はザ・ディセプティコンカラーことスカイワープの方が好きだったんですが。

という訳でサンクラとバスター(雌犬)ちゃん。この犬は DNA DESIGN の DK-12 MPM-06 IRONHNIIDE ADDON KITS についていた犬ちゃんなのでおしっこ隠す角度で撮影するのがちょっと大変でした。

オルトモードはセイバートロニアン三角ジェットですが、格好良くアレンジされてています。実は案外足が丸出しだったりするんですが、アレンジが上手くて「まあエイリアンジェットだしな」と納得できる仕上がりです。

ジェット機の背部はロボットモードの胸部そのまんま張り付いていますがこれも「まあエイリ(略」。

こうやって見るとブレーンコンドル感もありますね。グレートマジンガーの頭部にドッキングしそう。

関係ないけどマジンガーの脳(=人間)だからブレーンコンドルなのか!人の頭脳を加えた時に♪だ!

ロボットモード。汚し塗装が滅茶苦茶嫌われててね……まあ私も無くなって良かったって思うけど、これはこれでこのシリーズの特徴としてまあ。

このニヤリフェイスはむしろスタスクでは?って当時言われていましたが、私はこの型のスタスク買わなかったのでこのまんまです。

可動はまあまあ良し。膝立可能だけどスーパーヒーローランディングにはやや腕の長さが追っつかない感じ。片足立ちはバランス取れなかったので後ろに立てかけています。

オルトモードの機首を半分に割ってぐるりと回転さすことでジェットロンの特徴的な肩部の出っ張りに見立てる変形パターンは素晴らしいと思います。

3D printing Transformers Animated Scrapper

www.youtube.com

これは本当に凄い。3D プリンタで出力されたアニメイテッド版スクラッパー。最初にロボットモードの画像見た時にはまさか変形するとは思いもよらなかったのですが、まさかの完全変形。

パワーショベルのアーム部分が完全に消えてしまう変形パターンも素晴らしい。変形玩具としても素晴らしいプロダクトですが、多分カートゥーン絵を立体化する際の解釈の仕方とかも当時玩具に寄せてる気がして、並べても違和感ないと思います。

cults3d.com で3Dデータを購入することが出来るようです。

https://cults3d.com/en/3d-model/various/transformers-animated-scrapper

Replacement head For Unique Toys R-05 Desperado @capcomkai

capcomkai さんのガレージキットかしら?ジャンル的には。 Unique Toys R-05 Desperado もかなりディティール細かいなあと思っていたんですが、この頭部ヘッドは精細度がさらに何弾も上を行っているんので、ポン付けで交換しても浮いてしまうのでは?と要らん心配をしてしまう程の出来の良さ。

Transformers Rise Of The Beasts Deluxe Airazor

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これまでマスクに変形する奴とか、簡易変形の奴とか、実際にムービーに登場する奴とはちょっと違うテイストのラインですね?みたいなのばっかりしかリークされてなかったのですが、劇中登場キャラとしてメインラインのラインとして初登場が子のエアラザーという事でいいんじゃないかと思います。

ビーストモードや想像される変形パターンは結構いい感じなんですが、ロボットモードのフェイスがこれまでのムービー系統のエイリアンテイストではなく、ヒロイックなアニメキャラ風になっているのがちょっと謎。

さては今回の Rise Of The Beasts はさらに対象年齢下げてきたな?という勘繰りをしてしまいますが、さて。

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Cang Toys Dinobots Gray Prototypes

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Cang Toys のプレダキング似の奴の時にも同じような気配を感じたんだけど、向こうは合体メンバーがオリジナルよりも増えたって違和感で上書きされて、この感覚が薄まっていたんだけど、今回のダイノボット似かつボルカニカス似のサフ試作見て何より感じたのは、アレンジ強すぎて最早「トランスフォーマー」には見えないって感覚なんですよね。

まあ、それはそれで全然良いことで、変形合体ロボのモチーフがトランスフォーマーと被ってるだけで、ジャンルとしては昨今の中華軍艦ロボとか、中華EVロボ娘なんかと同じ枠なのかなという気がします。

なので私は多分買うことないんですが、ロボットモードの変形パターンも独特で、剣竜とか雷竜モチーフの奴は「変形させてみたい!」感強め。

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トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-91 サイドウェイズ

劇中瞬殺キャラではありますが、何故か待ちに待ってたサイドウェイズ

SSでの発売が発表された時にはコレじゃないオルトモードになってしまって、もうちょっとアウディR8に寄せてくれよと思たんですが、実際に触ってみるとこれはこれで。

おフェイスはバリケードに通じる極悪顔で、よく見ると目も周りの黒い隈取の奥に赤いオプティックがちゃんと備わっていて、その複雑さ故になかなか劇中のイメージ再現できないムービーディセップ勢の中でも顔のスカルプトは劇中再現度高めと思います。まあ劇中では顔の詳細判るほど映ってないけどな!雰囲気的な。

オルトモードは「スポーティーハッチバッククーペ」って感じですかね…… 尻が高くてなんとなく本田車かマツダ車の趣。

側面ドア付近の分割線が目立ちますが、雰囲気は悪くない。フロントはまあまあA8の雰囲気残してる、というか、A8からデザインいじって特徴的なところを変更したような気がします。バンパー真ん中の吸気部とか台形をわざわざ逆にしてんじゃないかな?って気がします。

オルトモードでは武器を尻に取り付けて「余剰無しですYO!」のヤーツ。SSでは割とお馴染みですね。私はあんまり好きじゃないんですが。

この方式の奴結構ポロリが多い気がするんですがサイドウェイズでは結構しっかり固定できます。関節ゆるゆるの癖にこういうとこはしっかりしてんのな。

SSのお楽しみ、ディスプレイスタンドの背景はDOTM冒頭で大人しく過ごしてたところを凶暴な地球人とオートボット連中に発見されて逃走するシーンで突き抜けるアパート。

ロボットモード。上半身マッシブな異形スタイル。股間と足首のボールジョイントがゆるゆるだったので、足首側はバーニッシュ的なもの塗布してみましたが1回塗布だと全然緩い。でも緩くても本体が軽いので自立にはあんまり影響ない感じではあります。バランスとるのちょっとめんど臭いですが。

ギガンテックアームまでは行かない迄もスケール間違ってる感すらあるデカ腕なのでアポロン・トングラーに似る(それ程でも)。

いかにも回転しそうな手首デザインですが、変形機構の都合で回転しないのがちょっと残念ですね。

ロボットモードで畳んだ手首基部にトゲ付きタイヤのモールドがあって、つまり変形完了するとタイヤからスパイクが飛び出したように見えるの、設計した人天才か!?って思いました。

手首はあえて畳まないでオルトモードのタイヤをむき出しにするとバリケードのタイヤ武器みたいな意匠になるのでこれはこれでいい感じ。こうすると手首を内側に曲げることが出来るので表情付けにも良いかも。

関係ないけどこの角度から見ると正面から見るよりもサイドウェイズ感強いですね。

適当にポージングつけてもまあまあ格好いい!やっぱり腕強調ポーズが似合いますね。各関節緩めですが保持力はギリある感じ。

下半身は可動域狭め。上半身デカいわりにバランスは良いみたいで二足が接地すれば大体自立する。脚部内側は肉抜き多いですが、悪目立ちはしないので埋めパーツ買わなくてもよさそう。

武器は指に被せて掌当たりのスリットにペグを差し込む方式ですが、親指だけ外に出してその親指で外側からも固定するのでポロリしないし、一体感があります。

立膝は苦手。これはデカ腕で支えてそれっぽく見せてます。

オルトモードで裏側を見たら設計の凄さにうならされました。

このみっちりは3D CADとかで隙間なくパーツ配置するような設計に最適化したんじゃないかって思います。知らんけど。

左右の両腕と脚部の収まりの良さもそうなんですが、手指の、特に親指位置が上手ーく収まってて感心しちゃうんですよね。設計者が気になりますね。

あー胴体この位のバランスでも良いかもん。

トランスフォーマー レガシー TL-10 ブリッツウィング

2022年のトリプルチェンジャー!なんだかんだで立体化に恵まれてるブリッツウィングですが、今回の造形は胴体の角ばって太ましい感じはブラッシュアップG1って感じ。アニメでの印象では脳筋で無骨な印象ですが、今回のおフェイスの彫刻はかなりクールな造形になっており、個人的には山口暁さん(結城丈二/ライダーマン、大門豊)似。その為知的で暴力的で熱血な印象を勝手に持っちゃってキャラが変わっちゃってます。

オルトモードは架空の戦車。アニメ準拠で折りたたまれたジェット機の機首が先頭に配置されており、後部に2門のジェットノズルが備わる。

砲塔は旋回可能。ただし砲身がやや細くちょっとダサい。砲身は変形の副産物として仰角を取ることが出来ますが、クリックがありええ感じのとこで固定するのは苦手な感じ。

戦車モードでは謎のエネルゴンウェポンを搭載可能。ただし非常にポロリしやすいです。正直このオプションは無くてもいい感じ。

戦車底部に畳みこまれているロボットモードの時用のウィングを立てることで平地で不整合地ごっこが出来ます(´^ω^`)

オルトモードそのに。架空のジェット機。G1玩具のMiG-25とされている架空のジェット機に似てなくもないがこっちの方が寸足らずな印象。

底部に戦車パーツが積み重なるように配置されており、非常に分厚い造形。薄さを諦めるにも程があるぞ!

ジェット機モードにエネルゴンウェポンを取り付けると寸足らず感が緩和されますね。上手い見立てではある。

どっかでやってたジェット機下部をスタンドに見立てたモード。私が見た奴は確か接合部のピンを外してジェット機部分を分離までさせてた気がします。

この接合部は実際にはゆるゆるなのでこの画像では向こうっ側の5mm穴に銃を接続して支柱のかわりにしてちょっと浮かしています。

あとインターネットではエレファントモードって象に見立てたモードを披露している人も居て感心してしまった。

ロボットモード3面。背部のウィングも結構厚みありますね。ちょっとこのままだと後ろにコケ易いので、下図の様に踵側のジェットノズルをワンクリック下げてやると滅茶苦茶安定して立たせることが出来るようになります。

バイザー部にパーティングラインがあるので河原崎健三演ずるところの「死神」(新必殺仕置人)かイデオンが発動しだした最初の瞬間感がりますね。

冒頭にも書きましたが頬がややこけてシュッとしてるのでクールな印象。

エネルゴンウェポンをデカ手として装着。専用武器の癖に以外に収まり悪いんですよね(´・ω・`)

肩に制限があるので大きく振りかぶったポーズは苦手。手首が回転するので武器持たす手に表情付けやすくていい感じ。

足底がデカいので割とどんなポーズでも自立できる感じですね。膝立っぽいのは実は膝側は設置してなくて左足と右足首でバランスとっています。

上半身背部がヘビーサイズなので俯瞰で撮った方が格好いいかも、という事に最後になって気付きました。

各モードはかっちり固定されるので変形させてて楽しいタイプの玩具です。 また各部に5mm穴があるのでどのモードでも武器を取り付けておくことが出来る為、エネルゴンウェポン以外は全モードで余剰無しにすることが出来ます(見た目は要センス)。m