変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ビーストウォーズ C-1 コンボイ(リアルグレータイプ)

2000万体って凄くない?めちゃめちゃ売れていた時代とは言え。

さて、「スペシャコンボイ」とは言いますが、後半は前部このカラーで流通していたように思いますので所謂「後期型」という認識です。復刻を除くと前期型の黒、トイザらス限定のクリア、映画公開記念のクリアレッド(バーニングコンボイ)がカラーバリエーションとして存在していたと思います。その後も事あるごとに再版されてたりしてバリエーションは結構あるけど全部本人なのでは?この型で別人の奴あるんでしょうか?

兎に角気合の入ったプロダクトで、変形は比較的単純ですが、フルポーザブルに加え玩具的ギミックが満載された傑作玩具の一つであります。

しかめっ面のキングコングフェイス。背中の反りかえりとかも再現していてなかなか気合の入った造形。

背部のレバー操作でドラミングアクションを再現可能。

ロボットモード。劇中と異なり完全に口を隠した寡黙なマスクフェイス。このクールな佇まいとマッシブなボディの組み合わせが実に格好いい。後年の劇中デザイン再現した口見えマスクも良いんだけど、これはこれで好き。

経年劣化でゴリラフェイスの部分が耳の回転軸から取れやすくなってました。

初期ビーストウォーズお馴染みのビーストフェイス。耳のアンテナ部分を牙?に見立ててるのが芸細ですね。

武器の剣は両手持ちでも片手に両方持たせて双頭剣に見立てることも出来ます。

膝は結構曲がるけど上半身のボリュームがあってあんまりポーズ付けても印象が変わらない感じ。手首が回らないので剣持たせたポーズは差別化難しいですね。

肩部キャノン展開。これはミサイルをセットしたまま格納できます。

左手を展開したミサイル発射ギミック。ここはミサイル付けたままの収納は流石にできないので、収納時はミサイルが余剰になるんですが、そのミサイルはロボットモードの首の後ろの方にあるスペースに収納できます。

右手に収納されているメイス。非常に凶悪なデザインでビーストコンボイの象徴的な武器になっています。

この背中のレバー(レバーは畳んで収納可能)を上下すると腕が連動して動くギミックがあります。しかも腕の動きは2パターンあり、上腕部横にある黒い小さなスイッチで切り替え可能でした。

動作モードは腕の肩部付け根から左右に腕ふりするドラミングモードと、ロボットモードで剣を持って腕を回転させるモード。どちらも良い動きを見せてくれます。

C-1コンボイ型はビーストウォーズ初期の意気込みのすべてが詰まってるようなおもちゃとして遊んで楽しい製品なので、もし持ってない人が居たらいっぺん手に取って触ってみて欲しいですね。当時馬鹿みたいに売れてたおかげで今でも手ごろな価格で当時品買えますし。