変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-95 クロスヘアーズ

一人でも複数形!クロスヘアーズです。直訳すると「十字線」て良く判らない翻訳出てきますけど、「照準」の事らしいですね。

コートを纏ったロボットモードのデザイン故その再現には相当苦慮されたのではないかと思いますが、ロストエイジ版では軟質パーツによる再現で結構物議をかもした覚えがあります(私は好き)。そのリデコの最後の騎士王版では軟質パーツだった部分が設計変更されて通常のプラになっていた筈(TLK-21の方は未購入なので伝聞ですが)。

当時玩具も結構再現に頑張ってたんですが、いかんせん顔があんまり似てなくて劇中再現というよりは玩具オリジナルのTFって思うようにしてたんですが、これはまあそっくりなおフェイスで。

劇中のキャラにそっくり。後頭部がクリアパーツですが、オプティックは塗装されており、瞳も印刷されているので目は全く光りません。

モデルは自ら変形するコルベットC7のメーカーであるシボレーの創業者ルイ・シボレーらしいですが、彼はスイス出身のフランス語話者だったらしいので劇中の英国訛りは何なんですかね?

まあ顔はルイ・シボレーがモデルだけど、ロングコートや二丁拳銃のモチーフはジョン・ウー監督の「男たちの挽歌」のチョウ・ユンファではって説があるので、香港訛りフランス訛りを足して二で割ったら英国訛りになるのかも知らんですね(出鱈目)。

オルトモードは前述の通りシボレー コルベット C7 ガワの合いはそんなに良くないのですが、案外気にならないのはカラーリングなのか分割線の巧みさなのか。ロボットモードでコートの前の裾部分になるパーツがボンネット左右をハの字に切り取ったものなんだけど、この分割線が結構目立つのに不格好さがないんですよね。

ピン打ちなんかも結構目立ってますが全体的なエクステリアの再現は車高の低さも含めて非常に良く出来ていてオルトモードのまま飾っててもいい感じですね。サイドスワイプことコルベットスティングレイコンセプトの系譜もありフロント部のエアインテーク辺りはちょっと似てますね。

裏側はこう。両サイドのドアパネル内側に武器を収納出来るのが素晴らしい。

ロボットモード。ボンネットの一部、車両側面を前後に配置して上手い具合にコートに見立てているのは見事だと思います。

背面はかなりそのまんまガワなんですが、今回はっきりガワの部分を極力下方に配置することでガワを背負ってる感を薄めていますね。

リアウイングは変形途中でぽろぽろ直ぐにに外れるのでなかなかのストレスですのでいったん外して変形させちゃうのも手だと思います。多分破損防止なんだろうけど、ハイエイジの皆様方は自己責任で接着しちゃってもいいかも知れんですね。あと私の個体は前右側のコートの裾パーツがちょっと外れやすい。

コートの後ろ身頃は左右に翅の様に開くことが出来るので、はためいてる感じ出せっかなーと思いましたがちょっと直線的すぎてそれっぽく見えないですね。弄ってる時は脳内でそれっぽい感じに再現で知るんですけど。

飛行モードって訳でもないですがこんな感じで左右に展開は出来ます。ロボットモードでも武器をここに収納させっぱなしに出来るのが良い。

背部の「コートに見立てた」パーツをガバっと持ち上げると露わになると背中側が全くない、シンウルトラマンのザラブみたいな状態であることが判ります。まあこれでガワ背負ってるのに前後の厚さがそれ程でもないんだから良い割り切りです。

可動は各部が色々干渉してしまうのと、腰回転がないので結構制限がりますが関節位置が適切なのかまあまあそれなりに決まった感じにはなります。

コート部を避かして立膝姿勢にすることは可能。

これはコートの前の部分をはだけさせてる感じにしようとして、あんまり良く判らない画像。

コートのフロント部はこんな感じて左右に「開く」ことが出来るので脚部可動に支障はないですね。

ロストエイジで有名になったパラシュート降下ポーズもちゃんと再現可能。スタンド無くても背負いものパーツが支えてくれるのでお手軽ですね。

この造形でこれ位動いてくれれば文句はありません。

ハイ、男たちの挽歌ポーズ~

割と不謹慎なミゼットモード。まあ膝を伸ばしてない状態なんですが案外違和感ない?

付属の背景は最後の騎士王でコグマンに指折られた場所ですね(´^ω^`)

駿河屋で2650円で購入。

www.suruga-ya.jp