変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー キングダム KD-09 エアラザー

実に23年の時を経て、初代玩具以来二度目の玩具化ですが、頭部デザインは初代アニメ準拠ですがロボットモードの胴体やビーストモードは大きくアレンジされています。元々女性キャラとして登場したにもかかわらず日本では男性キャラとして声優が設定されてしまったためアニメ本編で怪しい雰囲気になってしまったという話は聞いていますが、日本では男性キャラのままでトランスフォーマーレジェンドのコミックに登場した際には女装男子みたいな扱いになってしまって居ましたね。まあ多様性だからそれはそれで。

ビーストモード:

ビーストモードは隼なんですが頭小さ目なので正面からだとなかなかに違和感あります。

鳥脚再現するために脛のところに関節が仕込まれていてそういう細部の設計は素晴らしい。

背中側から見ると違和感がすべて羽根で隠れてしまうのでいい塩梅ですね。

羽根のモールドがリアルで風に乗って滑空しているっぽい雰囲気になってますね。

胸側はなかなかの惨状。とは言えロボットモードから胴体を伸ばす工夫などがされており、変形玩具としてはなかなかに見どころある変形をします。残念なのは胴体延長が殆ど効果として見た目に表れてないのがね……

初代エアラザーのレビューの時にハヤブサの嘴が開閉するのは初代玩具だけ!みたいな事かいたんですが、キングダム版も嘴開閉ギミックありました(´^ω^`)あまりに小さい嘴なんでまさか開閉ギミックあるとは思っても居ませんでした。

又、特筆は羽根を畳んだ降着姿勢も取れる(そのための隼の頭部を曲げる関節がわざわざ設けられている)点は素晴らしい。

この場合は背中側から見ると破綻します。

ロボットモード:

左側の肩アーマー閉じちゃったまま撮影してしまいましたが、気にしない。 ロボットモードでは羽根を畳んで翼長自体を短くした上に、背中で畳まれており、一見するとガッチャマンのマント風に纏まっています。

ガッチャマンのマント風にひらーって出来ないかなと思いましたが前側に巻き込ませるのがちょっと難しいので無理ですね。この画像は角度でそれっぽく見せてるだけ。

ロボットモードの翼長詰めた状態で羽根を開いたのが上の方、ビーストモード同様の翼長に伸ばしたのが下の方。それぞれ表情が異なるのでポージングによっては羽根伸ばしても良いかも知れないですね。

キングダム玩具は適当に触ってもいい塩梅のポージングできる玩具が多いのですが、エアラザーもその系統ですね。腰の前傾は無いですが、それ以外は大体網羅していると思います。顔を上に向けられるのが飛行系ロボなので特にありがたい。

脚部は滅茶苦茶動きます。立膝、正座も自由自在ですわ。

尻の上あたりにスタンド用のジョイントがあるんですが、尾羽が邪魔でアームを寝かせた状態に出来ないのが玉に瑕。

私の個体は足首のボールジョイントがちょっと弱いんですが、バランス取れば片足立ちでも自立します。