変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ビーストウォーズネオ C-31 偵察員スタンピー

今年のTF界隈、SNSもブログも新年は殆どこれになってしまうのでは?という気がしますけど兎年ならスタンピーかビーストウォーズⅡのムーンくらいしか居ないから仕方ない。

しかしデフォルメされた「うさぎちゃん」風のムーンに比べてスタンビーはリアル寄りの彫刻で滅茶苦茶ホラーなのである。巨大人食い兎が小暴れする「Night of the Lepus」のウサギよりも怖い。

私はビーストウォーズネオのおおよそヒーローロボットのモチーフとして相応しくないビーストモードが大好きなので今リメイクして欲しいんだけどどうだろう?IDWコミックでセーバートロンモードも設定されて出演しているので何なら非正規で出してくれてもいいんだけど。

普通に撮影するとまあまあうさちゃん。後肢周辺の造形が非常に可愛らしいので引きで見るとそれほどホラーでもないんだけど、目の彫刻がね……

ウサギモードで二足立も出来る。もうちょっと首の前傾可動が出来たらピーターラビット風直立もイケるのにね、と可動に関しては色々惜しい。

そしてチャームポイントの尻。尻尾が別パーツになっているのは後述のギミック発動用のレバーを兼ねているから。

ロボットモード:

若く可愛らしいキャラなのが伝わる造形。ウサギをオルトモードに選択しただけあって良く発達した太腿もよい。変形自体は単純。

フルポーザブルですが、関節の可動域はそれほど広くなく、ウエストの左右スイングも無いので格好いいポージングはセンスが問われる奴。センス無いと上の画像が精いっぱい。

ゴールド部は塗装なので安心できますね。でべそ。小さく軽いので自立安定性はまあまああります。

最早なんだか良く判らないウェポンモードであるところの「シザーモード」。うさ耳をハサミに見立てるのは上手いと思うし、尻尾のレバー操作で(微量ではあるけど)ワキワキ開閉するギミックも素晴らしいんだけど、恐らく製造の時点で強度的な改修が入ってうさ耳がこれ以上内側に畳めないのでハサミ感が薄くなってしまってるのが残念。

上から見ると「ウサギのひらき」って印象ですが裏側から見ると二匹のウサギが向き合っている図案に見えなくもない。

ロボットモードのでべそはシザーモード時のグリップなので、手持ち武器として他トランスフォーマーに持たせることが出来ます。

取説の画像によるとうさ耳はこれ位内側に倒すことが出来るっぽいし、捨てちゃったけどパッケージに掲載されていたシザーモードの画像でもうさ耳はこれ位内側に倒されていたのですが、少なくとも私の個体は上記画像以上に内側に倒すことは出来ませんでした。これ位傾けるにはうさ耳の基部回転軸付近がもっと切り欠かかれてないと無理だと思うんですが、そうすると強度が不足して耳が折れやすくなるんじゃないかと思うので、その辺の勘案があって製品化時に設計変更されたんじゃないかと想像しています。