変圧器たち

へんあつき-たち

Transformers Armada Hot Shot

引っ張り出してきたのでついでに。これはハズブロ版なので Transformers Armada の Super-Con クラスの Hot Shot になります。

上京して大久保に住んでた時に通ってた新宿のアメトイ屋さんで買った覚えがあるんだけど、店の名前も詳しい場所も全然覚えてなくてちょっと夢の中の記憶みたいな感じになってんのよね……糞デカ BeastMachines Supreme Cheetor もここで買って抱えて帰った覚えあるし、結構通ってたんだけど、そもそもどうやってその店を見つけたのかも覚えてないので映画インセプションの「どうやってここに来たのか覚えてないときは夢だ」的な夢感あります。まあ夢みたいな時期だったしな。

オルトモード:

オルトモードはレガシー版と比べて断然こっちの方が格好良い。モチーフはアウディTTらしく、言われてみれば全体的な丸っこさが似てる気がします。

ウィンドウを含めたルーフ部はボディと同じ成型色のプラで、ウィンドウはメタリックブルーによる塗装表現なので、色味も自然。

個人的にはウィンドウのクリアパーツ必須と思ってないので(どうせ社内インテリア再現されてないですし)、ルーフの色味が塗装で変わってしまうよりはこっちの方が良いんじゃないかとさえ思います。

Armada の特徴であるところの、mini-con が付属。Hot Shot のパートナーは Jolt。

オルトモードでのタカラ版との最大の違いはオートボットインシグニアの塗りが雑というか凸の部分だけでなく凹んだ部分も赤く塗られている点かな?

この画像ではリアタイヤのホイールに装着されるミサイルを付け忘れています。ミサイルを取り付けると、フロントタイヤの様な赤いホイールキャップ様の造形になるんですが、リアの左タイヤにだけその意匠が無いんですよね(´・ω・`)

リアウィング部分はちゃんと真ん中部分もあるまともなリアウィングとしてデザインされています。

エンジンユニットが丸々ボンネット上にあるのなんでなんだぜ?スーパーチャージャーってデザインでもないですし。2連の機関砲の様なディティールもあるのでどっちかって言うとムービー版レッカーズみたいな事なのかしらん?このエンジン部分を押し込むとバンパー部がパカっと展開するギミックがあります。楽しい。

パートナーの Jolt のオルトモードは回転翼とボディのデザインがちぐはぐな印象のあるヘリコプター。

回転翼は翼端にラムジェットエンジンが付いたチップジェット式回転翼みたいに見えて、伯爵のオートジャイロみたいなデザインでやや古臭い。風車の羽根にも見える。それに対して胴体は高速ヘリコプター的な意匠な気がします。

MINI-CON POWERLINK ギミック。ミニコンが合体することで掛け算式に能力が向上する的な奴だったと思います。今 wikipedia 見てきたけど、少なくともマイクロン伝説の方ではホットショットのエンジンパーツはもともとジョルトが持ってたものっぽいですね。

Hot Shot x Jolt はオルトモードでは画像の様にリアウィング中央部分のミニコンジョイントに接続してスピード性能がアップされる式の奴が POWERLINK でした。なんかむしろ最高速落ちそうな見た目になっちゃうんですが……

他の MINI-CON ジョイントにも取り付けることが出来ますが、特段何もなく。これは多数発売された MINI-CON を沢山取り付けてくださいね!という奴だったと思います。

ロボットモード:

ロボットモードの造形もマッシブでなかなか格好いいんですよね。圧倒的に可動しないんですが。特に腕部は肩の左右スイングと肘位しか動きません(変形ギミックの都合で肘に回転軸ありますが偏心してるのでなかなか使いどころ無い感じ。

あと多分手首の穴はネジ穴かなんかで武器持たせたりできないんですよね。ロボットモードでは7点式シートベルトの意匠の水平方向のベルト部分の塗装がされていないのが残念。今回調べてたらタカラ版はここちゃんと塗装されてるのね。

エンジンパーツは Jolt の武器になります。

オルトモードの前半分がロボットモードの脚部を構成しますが、側面に配置される車両底部に前輪のドライブシャフトが造形されていて、デザイン的なアクセントになっています。これ単なるモールドですが、格好いいんです。

Hot Shot の胸にエンジンパーツ取り付ける凹があります。

Jolt 君のアップ。パッケージの裏画像だと両足左右がちゃんと割れているんだけど、現物はちょっと割れそうな雰囲気ないのでこのままです。

後ろに倒れがちなのでカトキ立ちさせてます(カトキ立ち?)。

ロボットモードの可動は頑張ってこんな程度。肩前後可動無いのは痛いですね。しかし Armada は可動よりもギミック重視のプロダクトなのでこれはこれでこういう元として非常に満足感ある玩具です。

背面尻上あたりにある MINI-CON ジョイントに Jolt を接続すると、Axlezooka が頭上に展開されます。

Axlezooka 使用時は頭部のバイザーを閉じますが(これは手動)、フルフェイスヘルメットのバイザーとして顔を完全に覆います。

尻に接続した Joltを上にスライドさせると、後輪部分が半回転し、ミサイルを自動発射します。このギミックはよく考えられていて、ミサイルが前方を向いた後で発射されるようになっています。