変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ C-21 インセクトロン地底工作員 ドリルナッツ

名は体を表すビーストモードでのギミックにより私の中ではまあまあ高評価な玩具なんですが、ビーストモード時の各パーツのなんとなくな収まりとかロボットモードとか、駄目なところも多い玩具ですが、Basic classでドリルギミック仕込んだのは凄い事よね。

アニメ見てないから語尾はパルミエ王国のイケメンリスみたいに「なっつ~」とかかな?と思ったけど、どうやら違うみたいですね。

ビーストモード:

ビーストモードはゾウムシ。bombshell が海外では長らくゾウムシ扱いされていたんで「違げーよ」って事での選定なんでしょうか?知らんけど。

カラーリングのモチーフはサビヒョウタンゾウムシあたりでしょうか?意図的に前翅の突起部分は銅色が乗ってなくて濃い茶色に見える当たりがなかなかにリアルです。これで正義の味方側のキャラクターですが、海外では Drill Bit って名称で毒々リカラーで Predacon 側での発売だったようです。まあインセクトロン全般ハスブロではあっち側ですよね。

畳まれた前翅の後端からロボットモードの胸部になるパーツの水色の塗装が覗いてるのがおしゃれ。

複眼は真っ赤なんですけどなんか真仮面ライダーの変身時の中間形態連想しちゃってグロい。

裏側はこう。ロボットモードの脚の間にドリルが畳まれて収納される設計は厚さ対策として悪くないんですが脚部の固定が一寸ふんわりなんですよね。

ゾウムシの脚の付け根にペグがあって、ロボットモードの足首の裏側に恐らくそれを受けるスロットがあるんだけど、

それ使ってロボ足を固定すると虫脚が上向いちゃうのでちょっと良く判らない。もしかするとドリル展開したアタックモードがこの形態を想定していた可能性はあるんですが、

取説上は虫脚下したマンマですし。海外版の Drill Bit のインストラクションも見てきたけど、向こうは口吻上げるよう指示されてただけで虫脚はそのままだったのでなんでこんな位置にペグがあるのか不明。取り付け面 90°違ってればビーストモードでロボ足をがっちり固定出来たかも知れないので勿体ない気がします。

ロボットモード:

一寸ちんちくりん。腹部のデザイン画おむつ感あって、7つの突起がちょっとキモい。右腕のドリルは取説ではゾウムシの口吻と一緒に下に下してゲッターロボ2方式の腕になるのが正解なんですがここではちょっと畳んでみました。

横から見るとやや前傾ですが、踵が殆どないので非常に自立性が悪く、素立ちだとこれ位前傾させて漸くバランス取れる感じでした。ドリル後ろに畳んでるせいかも知れないのですが。

ゾウムシの脚は前二対は背中側に畳んで、後ろの1対がロボ足から生えている形状なんですが、このロボ足から生えてる虫脚が邪魔で邪魔で。腕のポージングの邪魔。

膝下パーツの肉抜きが左右で形状違ってるのがちょっと不思議と思ったんですが、これなるべく干渉しないように右脚側の裏側の内側を削ってるせいのようです。

おフェイスは非常に悪魔的なプレダコン顔、と言うか個人的にはガロガバラン星人連想する凶悪顔だと思いました。赤目だしな…… Drill Bit も同じモールドの筈なんですが、成型色と塗装の関係であっちの方はなんとなく正義顔に見えるのがちょっと不思議。

自立性悪いのと干渉多いせいで私には格好いいポージングは無理な感じの玩具です(´・ω・`)

しかし脚部の虫脚のお陰で立膝は非常に安定していました。

これどう?格好良く見える?……うーん?