え？開発元が High Moon Studios だからスタジオシリーズで？！
という訳でスタジオシリーズにまさかの Transformers: War for Cybertron （2010 年のゲーム）のキャラクターが登場です。色々割り切っているのに滅茶苦茶出来が良いというなかなか評価が難しい玩具でした（※個人の感想です）。
パッケージイラストは多分当時のキャラクター画像だと思いますが、この画像の全身像と比べると今回の玩具はかなりマッチョになっている印象です。
Barricade (WFC) - Transformers Wiki
玩具の欠点を上げると沢山出てくるんですよね。はめ込み式のタイヤが非常にプアな見た目である、胸部が平坦、全ての関節の可動範囲が狭い、足首が平べった過ぎてペンギンの足みたい、足首の関節が緩い（これは個体差かも）、自立性が悪い等。あと個人的にはタイヤはクリアパーツ＋塗装にして欲しかったところ。欲を言えば劇中のホバーモードみたいなタイヤ側面を斜め下向きに可動させられれば良かった。
ところがオルトモード/ロボットモード両形態とも非常に素晴らしいスタイリングで満足度は非常に高いというちょっと良く判らない不思議な玩具でした。
オルトモード：
とにかくデカい。オルトモードだけみたらボイジャーなんじゃないかと思う程のデカさ。それなのに大味感は殆どないんですよね。
まあ、上でも書きましたがはめ込み式のタイヤが非常にプアなのは得に側面から見た時に気になります。タイヤのトレッド面に SF カーらしい意匠がモールドされているのですが、黒一色の為普通のタイヤの様にしか見えないのが残念。サイズを一回り小さくしても良いからここはクリアパーツを使って WfC の世界観に沿ったデザインを再現して欲しかったところです。
おっほ格好いい！このリア周りの造形がほぼワンパーツのモールドというのがにわかには信じがたい程立体的な造形です。バットモービル的と言いましょうか。
フロント側はフロント側でこれまた格好いい。なんとなくデスレース 2000 あたりに登場する車両の様なバンパーですね。
ロボットモードの武器はルーフ部分に取り付け可能。
このまま立てても自立するので、オルトモード「足」のふりが出来ます。実際にコンバイナーの足とするにはちょっと幅がありすぎるんですがこれ位で実際にコンバイナーの足になってた奴結構いますよね。
裏側はこう。なんとなく変形パターンが判りそうなパーツ配置。変形自体はとても簡単ですが、パーツ移動が工夫されているので楽しい変形です。
サイズ比較。上はボイジャーバトルトラップとの比較ですが、全長ではバトルトラップを凌駕しています。逆に同じデラックスクラスのアーススパークバンブルビーと比較すると、完全に一クラス上のサイズ感ですね。
ロボットモード：
手首の内側に外装がそのまま残っちゃってるとか脚の甲部分が補強の薄いリブだけになっちゃってる（ここは多分肉抜きみたいなもんで足首を1パーツで構成しなきゃならん上に足裏には 5mm 穴をモールドしなければならないという制限によって、本来はブロック状に厚みのある足の甲の筈が、うっす薄になってしまったせいで足首全体は非常に薄いペンギンの足みたいになってしまっていて、ここはちょっと残念な個所だと思います。
ガワが畳まれないので非常に幅広になってしまっていますが実物は巨大バックパック風で格好良く見えます。また、ロボットモードの武器は未使用時に背面に取り付けておくことが出来ます。
頭部ヘッド。涙目ではないと思うんですが非常に独特な形状のオプティックです。ここは塗装による表現となっています。非常にはっきりとモールドされた目に対して口周りはちょっと呆けた感じで勿体ないですね。多分共感されないと思うんですが、私は毒薬仁太郎を連想しちゃうんよね……
もうね、全然可動しないの腕の関節はこれが全力で曲げてる位。膝関節もこれ位しか曲がらない。一応主要関節は全て可動するのでフルポーザブルモデルではあるんですが、これはポージングを楽しむものではないと思いました。
開脚ポーズも目一杯頑張ってこれが精いっぱいなんですよ。
武器は取り外し可能な右腕とのコンパーチブルです。開き手に 5mm ジョイント有という私的には非常に好きな形状の手首ですが、付属武器に 5mm ジョイントがないので手持ちは不可です。
仕方ないので覚醒ウェポンを持たせてみましたが、ボリュームある体格なので大型銃器が似合います。
ロボットモードでのサイズ比較だと微妙にデカい位で身長はそれ程さがありません。ただマッチョなのでボリューム的には一回り位大きい感じですね。
頭が小さいのでビースト覚醒のメインライン当たりと並べるとちょっと違和感ありますね。
レーシングタイタン！実際にはオルトモードの後部が背面に固定されているので対ぱが接地してませんけどね。こんな画像でなんですが、ディセプティコンマークがボンネットに描かれているのは格好いいですよね！
俺変形ですがちょっと袴履いてるみたいなスタイルになって気に入ってます(´^ω^｀)当然脚部が後ろ前になっているので膝が全く曲がらなくなるんですが、どうせ関節可動範囲狭いので本玩具に限っては全然気にならないのは怪我の功名と言いましょうか。
あみあみにて2690円で購入。
