全然期待してなかったサウンドウェーブの方が触ったら神出来というサプライズで盛り上がりすぎちゃって肝心メインのこっちの方は細かい粗が気になってしまうというね。いやまそれだけサウンドウェーブが気に入ってしまったという事なんですが、そんな気分じゃこの傑作を楽しめないのでちょっとクールダウンしますね!
(この間二日位)サウンドウェーブ同様、このオプティマスプライムも現時点では設計者不明なんですが、各部のロック方法がこれまでのパターンから少し変わっている気がすします。なんつーかあんまりロックしてない感じなんですよね。ちょっと新しい感覚。
オルトモード:
お馴染みのキャブオーバートレーラーヘッドをサイバーパンク化した感じといいましょうか、 未来的な(しかしディストピア的な)雰囲気のオルトモードになっていると思います。
ヘッドライト周りには IDW オプティマスプライムのオルトモードの意匠も取り込んでいてる気がします。パーシャルで IDW オプいけそうなんだけど出ねえかな?
非常に攻撃的なバンパー形状なのでシャッタードグラスオプとかスカージもイケそうなんですよねえ。あとルーフ部分がモーターマスターよろしく二段になっているのでそっちもイケそう。いずれにせよリアクティベート臭を消すならガワを大きく変える必要はありそうですけど過去にはアニメイテッド玩具の頭部すげ替えだけで ビーストウォーズキャラでござい、とかもやってたりして、それがカラーリングでそれっぽく見えてたりしてたのでどうなるかはちょっとわかりません。
キャブヘッド部分の変形は大雑把にはこれまでのオプティマス玩具を踏襲しているんですが、脚部はいつものリアエンド足首を回避するための比較的単純で効果的な変形パターンとなっていてちょっと感動します。
デザイン的には排気塔が下部も切れずにパイプをボディ内に引き込んでいてこんなデザインなのにリアリティを増す説得力があります。
オルトモードで気になる個所としてこのフロントフェンダーの後方に配置されるグレーのパーツですが、プラがちょっと歪んでいてフロントフェンダー側が外側に広がっちゃってる気がするんですよね。そのせいでボディ側面と子のパーツの間にちょっと隙間が出来ちゃっている気がします。
真横から見ると側面に窓が一切ない。よく見るとフロントウィンドウ脇のあたりにルーバー上のモールドがあり、窓がないのではなくリアクティベートサウンドウェーブのフロントウィンドウのように窓をルーバーで覆ったデザインとしているのかもしれないです。側面に窓が人んどないのは IDW オプのオルトモードデザインに似ていますね。
上面。キャブ部分がかなり前後に長いデザインなので相対的にリアフレーム部分が短くなっていて「脚」感を減じているように思います。
底面。腹パーツがここに配置されているのはちょっと珍しい気がします(どうだっけ?)
オルトモード時は各種武器はリアタイヤ付近の 5mm 穴にマウントできます。さすがにこれで余剰なしは厳しい、といった風情での取り付けになってしまうので、まあ余剰パーツとして扱うのが正しいんでしょうな。
せめてエナジーアックスくらいはボディ内に収まってくれないかな?といろいろ探っていたんですが、一番いけそうなここも内部のクリアランスがなさ過ぎて駄目でした(´・ω・`)
ロボットモード:
実際に意図したウエストは全面の赤いパネルの幅、なんだけど、その背後の畳まれたバンパー部分がはみあしていて、全体的に非常に太マッチョなイメージになってしまっているのは元デザインと大きく異なっているんですが、これはこれで重量感あって格好いいと思います。
全面も背面も特にキブルは目立たないんですが太ましいイメージ。往年のドスコンボイ程ではないですが歴代の中でも結構ガチムチではないでしょうか。
背面は全然似てないんですが、リアクティベートオプの見どころの一つである背部のスラスターが再現されていて実際の印象はこの画像よりは断然格好良く見えます。


まあコンセプトアートと比べると全然似せる気ないよね。前回のサウンドウェーブと番ってオプティマスプライムの方は胴体の太ましさに合わせて手足のバランスを調整しているように見えます。
手首もデカめの末端肥大デザインなので素立ちでも強そうに見える格好良さ。
武器は背部にマウント可能ですがアックスの方が腕から生える武器なのでマウントするにはふさわしくないですし、ブラスターの方も取り付け位置が微妙なのであんまり格好良くマウントできないので棚に飾っとく時に武器がどっか行っちゃわないよう、位に思ってた方がいいかもしれないですね(※個人の感想です)。
背部はコンセプトアートと全然違ってますが、スラスターの後ろの(オルトモード時の燃料タンクガードみたいな)パーツもスラスターの熱除けのように見えなくもないですし、その奥に覗く背骨上のパーツやそのわきのタイヤなど玩具ならではのアレンジが良い感じで格好良きと思います。
非常に目つきが悪いプライム。マスク下部両サイドに入ってるモールドのせいで顎がシュッと細く見えるデザインは IDW オプを踏襲しているように思います。首は左右に加え上下もある程度稼働するのでアクションポーズ付けた時のポージングに貢献してくれます。
ガバッと胸部を開くことが出来、中にはマトリクスが鎮座しています。何か露出狂みたいな絵面になってしましましたが。
この胸部があまりがっちりロックされておらず、胸と腹のパーツの間に結構な隙間が空いてるのが時々気になります。
2024年型のオプティマスプライムなのでよく動きます。
立膝楽勝、スーパーヒーローランディングもイケますね!
足首はリアクティベートサウンドウェーブ同様、内側にロールだけで前後ロールがないんですが、バランスとれば片足立ちもイケます。ただこのパターンはダセえポーズになりがちなんでせめて外側にもロールできる構造にしてほしいと思います(センスかな?)。
尻にフィギュアスタンド用 4mm 穴あり。ただしリアクティベートサウンドウェーブよりも重いのでバランスとるのはちょっとだけ難しくなってました。
どうよ?このディスプレイスタンド使い下手加減。難しいですよね!
エナジーアックスは濃いめのクリアイエローに黒塗装なので光当てないとちょっと地味。手首の 5mm 穴に取り付けるんだけど半身なので逆側からは手首むき出しになってちょっとみっともないです。
左手に装着の場合はの関係上内側向き限定になってしまうのでポージングに制限ありますね。
本玩具最大の欠陥がイオンライフルのグリップになる 5mm ジョイントが非常に短い事です。これのせいで把持出来る手首の回転角度が限定されてしまう上に、ポロリしやすくなっちゃってるのが残念。サードからグリップ長い代替アップグレードキット出そうな気がします。
G1 オプティマスプライムのスタイルを引き継いで新たな造形に落とし込んでいて非常に格好いいデザインだし、稼働性能もかなり高く、若干詰めの甘い箇所ありますがこれまでの集大成からさらに進化している変形パターンと非常に満足感高いので、このセットは買って大正解でした。こうなってくるとビー&スタスクセットも気になるんだけど、そっちは買わなかったのよねー。
※TFWIKI の当該玩具掲載ページがちょっと判りづらいので忘備として。