変圧器たち

へんあつき-たち

TRANSFORMERS REACTIVATE バンブルビー&スタースクリーム スタースクリーム (2024)

リアクティベートはオプティマスプライムサウンドウェーブの方だけ買って、バンブルビースタースクリームの方は買わなかったんですよね。結果サウンドウェーブの方は傑作だったわけですが、それは買ってから気付いたのであって、予約時は「タカトミのお誕生日クーポン使わないのももったいないからリアクティベートも買ってみるかあ」というかなり消極的理由だったんですよね。そんでまあこっちのセットの方も気になってはいたんですが今度(国内販売あるかは微妙ですが)スタジオシリーズでバンブルビーだけ単体で出るのは確定したのでそれ買えばいいかな?なんて思ってたんですよね。国内来れば二割引として3,500 円位だしね。そしたらあーたヤフオクで格安で出品しちゃってる人がいらしちゃって!そこで計算ですわ。国内販売来なかった場合並行輸入として安心安全なアメトイ屋さん経由ならまあ 5 千円台、米尼だと 3,750 円 + 送料 1,464 円(2025/3/15現在)だから合計で 5,302 円か……まあスタスクもおまけで付くと考えたら 5,000 円までなら出せる(この段階でヤフオク落札できた時の送料は考慮していないのである)!!ってガチャガチャチーンしたので入札してみたら 5,100 円で入札できたので海外版のビーを買ったと想定するとこのスタスクはただで手に入ったみたいなもんですよね!(送料は考慮していないのである)。

私は何故か G1 スタイルのスタスク玩具はあんまり興味が無いので Classics 版位じゃないかな?期待して買ったのは。ロボットマスターズ版は買ったけど売ってしまったし、縮小変形版はあるかもしれないけどアレはまた別ジャンルだしね。それ以外では最初の MP のウォルマート限定版の奴を買ったけど、確か移転前のレッドマーキュリーさんで滅茶安で売ってたから、みたいな理由だったと思います。スタスクは変形パターンがどれも似通ってて面白みが薄いって先入観があるので買うにしてもスカワサンクラかコーンヘッズを選びがち。マイ伝スタスクも同様の理由で興味薄だけど、当時品はマイクロンが欲しくて買った覚えがあります(武器収納ギミックは大好き)。

リアクティベート、ゲームも頓挫しちゃったから多分既発売の 4 体しか出ないんだろうけどサンストリーカーとかウィンドブレードとかの玩具も触ってみたかったですね。 G1 っぽさとムービーっぽさのハイブリッドみたいなデザインだからビースト覚醒の続編来るまでのトゥーンデザインじゃない方のトイラインとして期待してたんですが。

オルトモード:

オルトモードは架空の戦闘機ですが、巨大な固定翼、2 枚の垂直尾翼、そして 2 発のジェットエンジンのように見えるデザインは F-15 イーグルの面影があります。玩具だとロボットモードの肩部が主翼の下に隠しきれなかったため、それと重なっちゃって気付き難くなっていますがアルマダスタスクのようにカナード翼を装備しています。

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Transformers: Reactivate Starscream Game Design - Transformers News - TFW2005

多分上の画像がゲームデザイン版のスタースクリームオルトモードですが、玩具の発表よりも後に出回ったものなのでこれがゲーム内での決定稿だったかどうかは判りません。まあゲーム自体がキャンセルされちゃった以上どうでも良いんですけどね(´・ω・`)

玩具とは何故か主翼の黒い塗装部分が左右逆になっています。キャノピーが非クリアパーツ製で塗装表現になってますがデザイン画でもゴールドメッキの非透明な表現になってますね。

エンジンノズルは実は真ん中にもあって 3 発のジェットエンジンを搭載しているようにも見えます。垂直尾翼F-15 に倣うのであれば文字通り垂直に立てるべきですが、上記デザイン画でもパッケージの写真でも斜めに角度をつけてあるのでそれに倣っています。この辺ちょっと「近代的」なんですかねえ?

側面から見ると下部は脛の厚みの分だけ機体下部にはみ出している感じ。着陸脚のギミックは無く、それっぽいモールドもない為駐機状態では脛で接地することになりますが、私の個体は左右の脛パーツを折りたたんだ時に若干高さが異なるようでちょっとガタつきます。

脛部の厚みを除くと滅茶滅茶薄い期待を実現できそうです(図らずもガウォーク)。

他のリアクティベート勢はオルトモードのデザインがかなりゲームオリジナルになっていましたが、スタスクに関しては殆ど G1 Designを踏襲している印象です。

裏面がこれまでの G1 変形のスタスクでは「胴体っぽい造形がそのまま残ってる」とか「ロボットモードで機首部分が格納される空間が丸見えになっている」とかいう部分が欠点だったと思うんですがリアクティベート版はそこらへんは全然目立たなくなってるのが良いですね。

ナルビームは何故か左右で形状が違うんですが、ゲーム設定としてそれぞれ機能が違うとかあったんでしょうか?オルトモード時は主翼の下部に設けられた 5mm 穴に取り付けます。定義としては「武器」だから変形時につけ外ししてもいいおパーツなんだけど、何故かスタスク型の場合これのせいで完全変形じゃない感あるんですよね。多分これは私だけじゃないから MP スタスクでは新旧ともわざわざアームで接続して「取り外さずに」ナルビームをオルトモード位置からロボットモード位置に移動できるようにしてたんだと思います。なんでだろうね?

オルトモードでアクションスタンド取り付け用の穴がどこにも見当たらないのでアームで股関節のブロックを掴んで保持してるんですが、重心はもっと後ろにあるのでちょっと保持しづらいですね。

Deluxe Class のジェットロンとサイズ比較。倍とは言わないですがかなりのサイズ差があり、Voyager Class 相当の大きさだと思います。

各部それなりにロックはあるんですがなんとなく各パーツがフワフワしたままの感じでなんつーかカッチリきっちり決まったぜ!みたいな爽快感に欠ける変形という印象。レガシースリップストリームが当初の印象に反して両モードとも各部カッチリ位置が決まる変形なので余計に気になってしまったので、これはこっちの問題かもしれないですが。

ロボットモード:

変形はあんまり新味がないジェットロン変形なんですが、オルトモード時のエアインテーク様のパーツが 90° 回転してロボットモードの胸部パーツとして前方を向くのが良い感じ(でもこれは他でも観たことがある気がします)なのと、カナード翼が胴体内部に引き込まれてロボットモードの肩パーツで隠してしまうのが個人的にはグッときました。

これは変形途中に出現した鶴怪人(先月ぶり 2 回目

シルエットやカラーリングから G1 スタスクがモチーフなのは間違いないロボットモード。しかしナルビーム相当の武器が上腕部ではなく下腕部の 5mm 穴に取り付ける方式なのはちょっと、というかかなり残念ですね。

https://news.tfw2005.com/wp-content/uploads/sites/10/2023/12/SS_001.png
Transformers: Reactivate Starscream Game Design - Transformers News - TFW2005

ゲームキャラのデザイン画にかなり似ていますが、このデザイン画は地球で補修などしていない状態のスタスクなのかな?オルトモードにあった片側の主翼の黒い塗装個所などもなくなっているように見えます。玩具版は左肩や左腰部装甲も黒く塗られています。

このゲームデザインのロボットモード、なんか既視感あるなと思ったら MTMTE のファルマっぽい気がします……まあファルマは肩アーマー部にエアインテークがあったり、主翼の向きが逆(これは本玩具でも再現可能だぞ!)だったりと比べたら全然違ってたんですが、頭部 / 武器リデコとリカラーでファルマに出来そうな気もしますね。

主翼はかなり角度をつけることが出来るのでロボットモードでは角度をつけています。

背面はまあまあ妥協の産物感あり。でも主翼と尾翼が重なって配置しているのはちゃんと拾ってて良いですね。

脹脛部分はこのジェットエンジンのノズル部分が可動するので恐らくロボットモードでこうやって角度付けとくのが正解と思うんですが、ここは特にロックもなく触ってると直ぐに畳まれてしまうので我が家では「必要時だけ展開するギミック」という事にして常時は畳んだままにしています。

頭部は上記のゲームデザインではかなりの G1 スタスクっっぷりなんですが、玩具ではディティールはかなり忠実に造形されているんだけど何故かかなり雰囲気が違うように見えてしまって、特に顎当ての造形が非常にしっかり作られていてしかもはっきり黒塗装されているのでアーススパーク版スタスクのように顎髭にも見えるんですよね。そうすると頬あてももみあげから繋がる頬髭っぽく見えてしまって全体的に知ってるスタスクよりもかなりワイルドな印象。ちょっとヘンリー・カヴィル(特にデッドプール 3 にカメオ出演したウルバリンの姿)っぽいなって思ってます。

変形の最大の懸念点としてこの頭部の固定方法が、首の下のこの C ジョイントを金属軸にはめ込むんですが、ほぼプラの弾性だけでこの C ジョイントのギャップを乗り越えなきゃならん構造なので経年劣化時の破損が怖い。

可動性能。腕組みはちょっと駄目でした。肩幅広いのもあるけど上腕の可動域はちょっと狭めですね。肩基部も肩アーマーが干渉してしまうので普通に手を横に広げた時に水平まで上がりません。

水平以上に腕を上げるには肩基部を回転させるなどの工夫が必要です。手持ち武器が無いので手首回転は無いのはそれ程ポージングに影響しませんがこのサイズならして欲しいよね、とは思います。

半面腰下は比較的可動性能高め。

立膝も余裕です。若干膝下を斜め前に出す必要があり、そうすると畳んだ尾翼が邪魔なので尾翼は横に開いています。

股間部分で深く前屈出来るのでスーパーヒーローランディングもお手の物。頸も少し上向けるのでかなり自然なポーズが取れます。

ロボットモード時は尻側にある フィギュアスタンド用の 3mm 穴にアクセス可能なので飛行姿勢等でポージングも可能。オルトモードでも使えるとこに穴開けといてくれよ……

下腕の内側に蓋が無いので肉抜きが目立ってしまうのが玉に傷ですね。リアクティベート玩具、ちょっとコスト制約厳しいのかなって箇所が他玩具にもあるんですが、デザイン的に金型流用出来ないとか塗装個所が多いとかあるんですかね?まあスタスク型ならリカラーで稼げると思うけど。

リアクティベートのディセップ組と。個人的にはスタスクとサウンドウェーブはサイズ揃えて欲しいよなあって思いますねえ(´・ω・`)

最近かったジェットロン合わせ。なんかちょっとメンター感あっていい組み合わせかも。どっちも下腕に武器装着だなあ。

下腕に武器取付だとちょっとそれはまぎれもなくヤツさ感出ちゃうよね。

リアクティベートのトイラインで個人的に好きなのは 5mm ジョイントが非常に少ない点なんですよね。連携遊び的にはあった方が良いんだろうけど、ロボットモードやオルトモードの外観を崩さないって観点からは絶対必要な個所以外に 5mm 穴増やして欲しくない派なのよね。プライム玩具のタカトミ版位からのトラウマです(´・ω・`)

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