なんでか知らんけど風見慎吾みを感じんなーと思ったらアレだ、「涙のtake a chance」。チャンスしか合ってないじゃないんだけど、何故か連想してしまう。どうして急にこんなダサいネーミングにしてしまったんだ FansProject 。
パク……もとへ、オマージュ元の dead end は単に「行き止まり」「袋小路」の意味ですが、デッドでエンドなので日本人感覚では物凄い地獄感ある超絶格好いい悪役ネーミングって思ってる(しかも自動車に関連している)んですがラストチャンスはなあ(´・ω・`)
何ならちょっとかわいい迄あるもんね。自動車や道路関連でなんか意味があるのかなって調べてみたけど全然それっぽい意味が見つからなかった。
しかし玩具はこれまでの M3 コンバイナーの手足組の中でもっとも高難易度な変形(私調べ)をする良玩具です。
そういえば手足としてのバランスを優先しているのでオルトモードでのスケール感が結構バラバラで、これが一番スケール小さい感じ。CA-11 Down Force が一番高スケールに見えます。1
オルトモードは wikialpha によると Ferrari FXX ですが、FXX の糞格好悪い(私見ですヨ!)ヘッドライトの彫刻はオミットされているのでいい感じに格好いいフェラーリっぽい車両、になっています。
カラーリングで普通の(?)スーパーカーに見えるけど、コクピット周りの造形は確かにレースカーっぽくありますね。
リアも結構実車に似せたデザインになっています。
Last Chance はフロント側に目立つ分割線がない事もあって、オルトモードでは変形玩具感薄目、ミニカー感強めな印象なんですが、ボンネット上のスリットからメカニカルなディティールが覗いてて、これがただのミニカーじゃないと思い知らされます。
裏側はこう。腕は三分割で畳まれてボンネット下に格納されているのが面白い設計です。
……しかしデッドエンドのオマージュの癖になぜフェラーリの車種なんだろう?
思うに、M3 コンバイナーは全体的にシャープでシュッとしたデザインで纏められているので他のスーパーカーと比べたら巨大丸目でファニーで丸っこい印象のポルシェ車が似合わなかったという事かも知れないですね。
まあ、だったらワイルドライダーでさあ……という気がしないでもないですが。
ロボットモード:
これらは変形間違ったまま撮っちゃった写真集。リアタイアの変形を忘れています。
気を取り直してちゃんと変形した奴で撮り直し。各部可動は優秀ですがそのまま胸部=腹部を構成するボンネット部分が胴部ではなく腰部で固定されるためそのままでは腰の左右可動が死んでしまうのが勿体ない。まあがっちり固定されるものではないので腰回転時はちょっと浮かせてやればいいんですが。
武器の銃は背中に固定可能。ランボ勢もロボットモード背部に武器固定できるんですが、そっちはオルトモードでの武器収納用のダボをそのまま使ってるのに対して、Last Chance はロボットモードでしか使わない武器固定用のダボを持っているのが特筆。銃もシンプルなデザインですがマシンピストル、って感じで私は好き。
踵が収納の都合もあってかなり独特な形状で「要は後ろにコケ無きゃいいんでしょ!」的な感じ。とはいえデザインは兎も角収納は工夫したな、という感じです。
判りづらいですが胸部=腹部の全面装甲が腰部に固定されている感じの図です。その胸部=腹部を違和感なく再現するためベース部分は非常に薄い形状です。オルトモードでは頭部を収納する都合でもっと分厚い状態になるのですが、頭部を引き出した後に胸部を押し込んで薄くする感じの変形パターン。非常に凝っていて素晴らしい設計。
これは背中の銃を取り出して構える一連のつもりのショットです。胴体薄いので後ろに手を回すようなポーズも難なくできますね。
膝も深く曲がるのでいつもの立膝もちゃんとできます。スーパーヒーローランディングもいけそ。
この踵のおかげで片足立ちでも安定。変形ミス側にも2例ありますが結構なポーズでも安定して片足立ちできます。これはなんか缶蹴りみたいになっちゃいましたが。
イケメンポーズ。前述の通り腰捻りの際は胸部=腹部のフロントアーマーをちょっと浮かすんですが、そうすると角度によっては微妙に割烹着感出ちゃうんだなってのが今回の撮影で気付きました。まあ手に取って遊んでる分には気になりませんが。
後ろに手を回して校長先生のポーズ。上でもやったけど、胴体が薄いのでこういうのも出来ますよという見本。
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レガシーデッドエンドとの2ショット。手足組の中で一番背が高いのでとうとう現行デラックスクラスと同じくらいの身長となりました。でもボリューム感は体感で半分くらいの印象。
アップグレードコマンダーにて購入、7999円(2013年7月26日)