変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー アニメイテッド TA-47 サウンドウェーブ エレクトロスタティック

当時これを購入するチャンスは海外版が発売された時と、国内放送が決まった後の2回あったんですが、リデコリカラーは買わないポリシーだったのでどっちもスルーしちゃったんですよ。付属のラットバットは非常に魅力的とはいえ画像で見る限り可動も変形も単純だし……それの為だけにもう一個買うのはな……とか思ってたんですよね。しかし今思えばこれはラットバットの為だけにでも買う価値があるプロダクトでこのラットバットだけに定価分払うつもりで買っとけば良かったのよね。アニメイテッド玩具大好き自任してんだしさ。本当に間抜けでした。結局未開封品を結構割高で購入してしまいました。

オルトモード:

形状自体は前回記録した海外版 Transformers: Animated Soundwave と同じですがボンネットや天井などにトライバルなピンストライプが施されており輩感が増しています。またヘッドライトやウィンドウがクリアレッドの成型色となっているためなんとなく吸血鬼とかそういう雰囲気もありますね。日本版なのでディセプティコンインシグニアは白く縁どられたもので、ここはちょっと浮いてる気がします。

付属の楽器はショルダーキーボードに変形するラットバットに変更されています。今回ほぼこれ目的で8800円の支払いとなりました。オルトモードの天井への取り付けは非常にガッチリ固定できます。

ビーストモードでも同様に強固な固定。ラットバット部分も持って持ち上げても外れませんね。ラットバットのビーストモードは正直劇中とそれ程似ていません。しかし単純ですが独創的な変形で雰囲気は押さえていると思います。

同じ黒x赤のレーザービークを搭載しても似合いますね!

2台並べるとこう。パッケージにも書かれているので今更ネタバレも無いでしょうが、サウンドウェーブエレクトロスタティックはサウンドウェーブが作り出した仮想現実世界内の複製体です。劇中ではサウンドウェーブに似た黒い車を追いかけてったら逆に多数の同型車に取り囲まれて「これは罠だったんじゃん!」ってなった奴ですが、この黒い車両がロボットモードを披露する事はありませんでした。

胸部パーツの裏側の刻印が1から2に代わっていますが、これ金型のバージョンみたいなものなんでしょうか?エレクトロスタティック版はちょっと金型痛んでるようなところが若干ありました。

金型の痛みはロボットモードの胸部の内側の縁などに見られるんですが、特に顕著なのはこのオルトモード天井のラットバット固定用のスロット部分の縁ですね。凝らんの通りかなりガッタガタです(ラットバットの固定には支障ありませんが)。

ロボットモード:

黒いボディに赤とシルバーの差し色はサウンドブラスターカラーですね。胸部のクリアパーツの裏側がシルバーに塗装されており、内側のモールドがはっきり見えるように工夫されています。

この型で結構謎なのが、ロボットモード胸部の窓部分左右のモールドで、劇中では下図のように「=」模様になってるんですけどこの玩具だけ全て塗りつぶされて楕円形になってるんですよね。これ低年齢向けの Bumper Battlers 版や Activators 版ではちゃんと「=」モールドになっているのでなんでメインラインの Deluxe Class 玩具だけこうなってるのか判らんのよね。ちょっと残念ポイント。


File:TFAnimated Soundwave.jpg - Transformers Wiki

リカラーなので頭部も変更なしですが、クリアパーツの成型色変更に伴い、オプティックの塗装が廃止され、クリアレッドの成型色のままになっています。つまりは集光ギミックが機能するという事ですね。但し後頭部にスピーカーを背負っているため顔をかなり横に向けなけいと集光してくれません。

集光ギミックとのバーターで画像では集光していない時の目が非常に暗く写っていますが、これ普通に触ってる時は全然気にならないので写真の問題ですね。

元々がギターも持たせて様になる設計だったのでショルダーキーボードだとちょっと構え方に違和感出ちゃいますが、まあまあそれっぽくキーボードを構えることが出来ているのではないでしょうか。

劇中では攻撃のレーザービーク、洗脳のラットバット的な役割分担がされていて、ラットバットの楽器モードでは洗脳音波を発する役割でした。

抱えた時の大きさはこれ位なのでギターモードのレーザービークよりかなり小さいです。サウンドウェーブの対比としては結構いい感じではないでしょうか。

ギターを背負わせると非常に練習帰り感が出たのでショルダーキーボードも背負わせてみましたが、マウント用のジョイント位置の関係でちょっと無茶な感じになります。

セッション!あんまり上手いポーズ付けられないのは私の限界なのでで玩具のせいではありません。

仲良しツーショット(´^ω^`)

ラットバットの変形はちょっと他では見ないタイプ。

可動は首と羽根くらいで、胴体はかなり簡素化されていますが折れ満足度は非常に高いです。高い買い物も買ってしまえばこっちのもんよ。

腕側のスロットとの取り付けはなかなかカッチリ行かずに難儀します。ラットバット側の足裏底面のバリを削ったりしてようやくがっちり固定できるようになりました。

国内版は顔がシルバーなのがちょっとアレで、海外版の薄い紫塗装の方が劇中には似てるんですが、あっちはあっちでチープ感あるのでなかなか難しい。しかし海外版なんてどこにも売ってないですからね。

今回はハードオフの通販で8800円で購入。高いが安い!