変圧器たち

へんあつき-たち

Transformers Collaborative Jurassic Park x Transformers AUTOBOT JP12

ネドリーがオートボット??とは多くの人が思ったみたいでそういうtweet(旧表現)をちょいちょい見かけた気がします。少なくとも映画では大混乱の原因作った張本人の上、ハモンドが原作ほど嫌な奴じゃなかったので一手に悪役を引き受けた感ったので寧ろディセップ側じゃないの?と言う気がしないでもないんですが、Jeep のライセンス取得した製品なので悪役にはしずらかったのかもしれないですね。 演じたウェイン・ナイトさんのルックスが憎めない&あの糞ウザいコンピュータのロック画面のお陰で極悪人感無いからオートボットにも嫌な奴はいるって事で納得するしかない。まあビーストウォーズ的には恐竜はプレダコンなので DILOPHOCON がディセップなのは仕方ないし対決セットなので両方とも同じ陣営にはならんからね。

パッケージの内張も豪華仕様で Amazon のエコ方針が無ければブリスター仕様になってたんだろうなあ、と思いました。まあどうしてこんな仕様になったのか公式な説明はないので想像ですが。

オルトモード:

ライセンス取得しているだけあってオルトモードのビークルは Jeep Wrangler YJ にそっくりです。ボンネットキャッチなどのディティールも細やかに造形されており、又各部のマーキングも劇中車通りに再現されていて非常にリッチな仕上がりです。

ウィンドウがやや濃いめのクリアブルーで成形されているので運転席内部が見えづらいんですが、ハンドルやシートなどのモールドがしっかりあり、なかなか気合が入っています。

車体下部にはロボットモードの諸々が見えていますが、車高やフェンダーとタイヤの隙間などもかなり実車に忠実で一見してロボットに変形する玩具には見えないかもしれないですね。

リア下部にはロボットモードの爪先パーツがはみ出しているんですが、実車の JP12 のリアには(恐らく)バンパーとしてこの位置にループ状になった鉄板が配置されている1ので、その再現になっていると思われます。バンパーは黒なので改造勢の人はここを塗装しても良いかも。

底面。ロボットモードの顔がこっち向いてるカーロボット標準(?)仕様。レインハットは被ったままオルトモードに変形出来ますが、変形途中で非常にポロリしやすいので慣れるまでは外して変形した方が楽だと思います。帽子被せたままオルトモードに変形させてしまえば色々干渉して帽子だけ取れることは無いと思います。

シェービングクリーム缶偽装胚輸送装置は車体底部中央部に格納可能。この為に専用の 5mm ジョイントの受けを設けています。

パッケージはすべて捨ててしまいましたが、付属品が収納されていた箱は小道具に使えそうなので取って置いています。ディロフォコンのレビューでも書きましたがこの箱、収納するオプションパーツに比べるとちょっと大きく、サイズ感的に丁度 JP12 が入りそうなんですよね……

そういう事か!これはパークに車両を持ち込んだ時に車両が収納されていた木箱って事ですね!(*°∀°)=3

と思って収納してみようと思ったんですが、車両の屋根に取り付けられている4連のフォグランプの高さ分だけ足りなくて収納できませんでしたわ(´・ω・`)

ロボットモード:

てっきり G1 ハウンドのどれかのリデコだと思ってたんですが完全新規でした。変形方法もかなり独特ですがオルトモードの前輪を腹部に配置することでネドリーの太った体形再現しているのは天才的設計だと思います。

幌は丸ごと背負いものになるので背後から見ると存在感があります。羽根状に展開されるドアの裏側に 5mm ジョイントの受けがありますが、この玩具だとあんまりここに付けておくものはないですね……シェービングクリーム缶を手持ちさせない時にここに取り付けておく事は出来そうです。

側面。側面から見るとロボット背面と幌部分は結構隙間が空いています。ウエストの左右スイングがあれば干渉しないので良かったんですが、本玩具には腰の左右スイングは実装されていないのでこの隙間はなくても良かったですね。

ロボットモードで被っているレインハットは別パーツで取り外し可能です。劇中レインハット被ってたシーンなんてありましたっけ?ディロフォサウルスとの対決(?)シーンではレインコートは着てたけど、最初っからレインハット被ってないし、途中でレインコードのフードは被ってたけど帽子は無かったと思うんだが……

まあ今回のオプションパーツはレインハットよりもシェービングクリーム缶ですよね!3 色の塗装な上に 2 パーツ構成で内部の胚保存ユニットまで再現している拘りっぷり。

車両前部のウインチ部分は取り外して銃として持たせることが出来ます。これ位の装備があればディロフォサウルス撃退できたかもしれんのになー。

帽子取った素顔。ヘッドセット付けてるのは指令室に居た時の姿ですね。正直ネドリーにはあんまり似ていない気がします。もうちょっと額が広くないとね。

DILOPHOCON に比べると可動域は狭いですが、スーパーヒーローランディングっぽいポーズはどうにか。もっともこれ横から見るとほぼ倒れているようにしか見えないので撮影角度で誤魔化しているんですが。

足首がデカいのと、左右スイングがあるので片足立ちは余裕。但し私の個体は膝関節が若干緩いのでいい感じの角度で曲げたままと言うことが出来ず、中腰的な姿勢が苦手。四股は踏めるので DILOPHOCON との相撲対決は出来そう。

これも左側の膝は伸ばしてて全体でバランス取ってる感じ。

背負いものと爪先を使って木箱に腰掛けてる風のポーズは出来ました。

ヤダー!の劇中再現(´^ω^`) 胚の入ったシェービングクリーム缶も泥に埋もれてしまいましたねえ……

対決セットの合い方とのサイズ比較はこんな感じ。オルトモードでは DILOPHOCON の方がシッポの分だけデカいので劇中の様な「小さな恐竜」ではないですね。DILOPHOCON の時にも書きましたが実際のディロフォサウルスのサイズ的にはこの対比の方が正解に近いようです。

ロボットモードではほぼ同じ身長になるので設計上はこっちのサイズ基準で合わせたんじゃないでしょうか?

このセットはどっちも新規設計と言う贅沢セットなうえに、それぞれのトランスフォーマーの出来も良いのでお勧めですが、円安なのでなあ。米尼限定品なので米尼から買うのが一番安いと思いますが、送料 $16.42 かかっちゃうのが難点。タカトミから出てくれるのが一番いいけど多分金額的には同じくらいになってしまうような気がします。