変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマーレガシー TL-24 ディセプティコンブレークダウン

デラックスクラスのパッケージの日本語表記部分は相変わらずシールでした。どういう基準なんだろう?シール貼るのだって結構人件費余計に掛かるだろうに。コアクラスのパッケージサイズなら箱を丸ごと印刷した方が安上がりだけど、デラックスクラス以上の箱はシールの方が安くなるとかそういう分岐点?

オルトモード:

商品としてはワイルドライダーのリデコです。一応ブレークダウンのアイデンティティであるリアウィングは追加されましたが。しかし、どっから見てもカウンタックには見えない謎スポーツカー。

デカいウイングのせいで 512BB 感もない。一応 512BB にもリアウィング装着車は存在したけど、このV字のウィングはもうカウンタックアイデンティティなので僅かにあったフェラーリ臭も完全に消し飛ばしてる感じ。

リアフード周りがリデコされていて、ルーバー仕様になってるので、カウンタックじゃなくてミウラ辺りがモチーフなのかもしれないんですが、フロントなー。だったらフロントのせめて左右のパーツだけでもリデコして欲しかったよなー。

ThirdParty から交換ボンネット出るんじゃないかなーと期待してましたが今のところそんな兆しもない。

とは言えスタントロン手足組中で一番特徴的なカラーリングのお陰でブレークダウンにしか見えないのは流石。

車体底面。今回銃は1丁のみ。オルトモードで車体下部に収納できるので外観上邪魔にならないのが良い。とりあえず車両側面とか天面の 5mm ジョイントに取り付けられるから余剰無しな!って奴本当に好きじゃないので。

他のスタントロン手足組は全員2丁拳銃なのに彼だけ1丁しか銃が付いてないのかというと、どうやらリアウイングを「武器」って事にして追加したから、らしいです。コスト厳しいんだなあ……

全体的なプラ量をそうやって調整したなら別に本当に武器にしなくても良かった気はしますが。あからさまにリアウィングなんだけど、ロボットモードで「これはブーメランだぞ!」って見立てて構えさせると案外様になるのでこれはこれで正解だったのかもしれません。

ワイルドライダーとオルトモードで2ショット。ボンネット周りはもう全く同じ。カラーリングが違うだけ。ブレークダウンのインシグニアの方が断然大きいと思ってましたが、並べてみたら同じ大きさでした。

前述の通りリアフード部分がリデコ。ただまあ単色なのでぱっと見ではリアウィング付いた以外の印象は変わらない感じ。ディティールこそ違えど、全体のスタイリングは大きく変わらない。

ルーバーのモールドからランボルギーニミウラの方がモチーフ近いんじゃないの?とさっき書きましたが、ミウラのリアウイング装着車はウイング取り付け位置が屋根の後端(リアフードの一番先端側)なのでまあ全然違うんですよね(´・ω・`)これは一体何なんだ……

コンバイナーモードはこんな感じ。取説ではリアウィング外せって書いてます。恐らくリアウィング付けたままで脹脛部に取り付けしようとすると、丁度取り付けピンの位置がリアウィング付近にあるのでそこを押し込んじゃって破損しちゃう可能性あり、というのが理由な気がします。車体を取り付けた後にウィングを取り付けましょう。

ロボットモード:

全体の印象は白いワイルドライダー。正面から見たら頭部と胸部しか変わってないから仕方ないね。

しかしリデコされた頭部、胸部は G1 デザインをブラッシュアップした感じでよく似てます。つま先が同じ形状なんですが足首パーツは 5mm ジョイントが追加されています。まさかプラ削減の為とかじゃないでしょうね?ここの金型回収するくらいならボンネットのさあ……

レガシー標準の可動なのでまあまあポージングも決まります。足首が前後左右稼働してくれるの本当にありがたいんだね……

武器が邪魔ですが膝下の5mmジョイントに取り付けておくって手もあります。

リアウィングブーメランは背負いものの隙間に捻じ込んでおくことも出来ました。

可動は良好。関節部は全部ワイルドライダーと一緒かな。思いのほかリアウィングブーメランが武器っぽいですね。俺たちは天使だ!

ロボットモードでもワイルドライダーと2ショット。同型ってこともあってかなりのキュアッキュアっぷりです。

しかしコンバイナー最後の1体が思いっきりリデコで結構不評ですけど、手足組ん中で最もカラーリングだけでアイデンティティを発揮できるのがブレークダウンなのでリデコで済ますんだったら彼しかいないってのは判ります。

ちょっと前に Twitter で実写でブレークダウンカラーのカウンタックの画像流れてたよね。

これはディセプティコンインシグニアもプリントされてますが、仮に無くてもカラーリングだけで判っちゃう秀逸さ。

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