変圧器たち

へんあつき-たち

TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION RISE OF TYRANNY 2-PACK MINER MEGATRON

まさかハズブロ公式からマイナーメガトロンが発売されるとは思っても居なかったので大朗報で輸入トイ予約して買ってしまいましたが、玩具的には色々難あり。まあ2018年のシージメガトロンリデコなので設計が古いってのはあるんですが。

このパッケージ、ラットバット議員と採掘者メガトロンが仲良く同じ方向見てんな、と思ったら、もう一つのオリジンセットである Transformers Legacy Evolution Humble Origins 2-Pack と並べて対になるように描かれていて、ショックウェーブ議員と熱い議論を交わしてる構図になるようにできてんのね。一部ではラップバトルって言われてるみたいですが。

若きメガトロンを利用して私腹を肥やそうとした悪徳議員であるラットバットに対して腐敗政治と戦う正義の議員としてのショックウェーブの対比がそれぞれメガトロンとオライオンとのセットで一層際立つ……って考えたらあっちも買うべきだったのかも知らんけど(正直欲しい)、箱捨てる派、リデコは買わん派なので我慢でーす。

今気づいたけどラットバット議員に対するサウンドウェーブのホラーな仕打ちと、ショックウェーブ議員に施された恐怖の仕打ちは対比と言うか肉体を別の物に改造されてしまうホラーで共通してるのちょっと興味深いですね。

閑話休題。今回のマイナーメガトロンは膝関節に組間違が多発している、と言うか多分これ全部組間違ってる気がするんですけど、簡単に FIX 出来るのでさっさと直しておいた方が良いと思います。

修正方法は Youtube でいくつか動画が公開されていましたが、私は以下の奴を参考にしました。ピン抜き作業必要なんですが、とても抜きやすかったのでピン抜き初心者にも練習にいいかも知れません(´^ω^`)

www.youtube.com

開封してまず最初に膝の組み直しをしたので組み間違えの時にどんな不都合があるのかは正直全く判りません。膝ゆるゆるの原因?

オルトモード:

胴体部分はシージ版メガトロンのままだと思いますが、シージ版を持っていないので比較できてないため「知らんけど」レベルの発言です。武器を組み込む砲塔部分がリデコされているため、車両部分のデザインから「ドリル戦車」の趣ありますが、多分エナジョン掘削マシンですよね?各部のトラテープが「戦闘車両なじゃいですよ!」アピールしてますが鉱業用機械です。 つるはしのブレード部分がオルトモードでは余剰となり、取説では車体側面に取り付ける指示となっていますがシージメガトロンでは今回のつるはし、ドリルよりも巨大な武器(融合カノン砲と大剣)が上手い具合に主砲として本体に組み込まれていたのでここは退化ですね。

砲塔 掘削ドリルは旋回可能。

真上から見ると SF でお馴染み 4無限軌道車両のレイアウトなの判りやすいですね。

ドリルの向き 180度 変えてみたら戦車っぽさ薄れるかな?と思ってやってみたらなんかモグラロボ感が出てしまった。

裏面。隙間から覗くヤングメガトロン(´^ω^`)。変形のキモとしては前方の無限軌道は腕に変形しそうな配置だけど、ロボットモードでは畳まれてバックパックになる、と後方の無限軌道の位置を詰める為に太もも下部を180度回転させてる辺りです(上の画像では片方の太腿が上部も一緒に回転させちゃって向きが外ってないですが……)。

EVO-FUSION で武器余剰無しにしてみたけど、掘削機感無くなっちゃうので失敗です。

正直オルトモードでドリルパーツも外して鉱業用トラクターって感じにしちゃった方が機能主義者共に差別されて剣闘士として拳一つでのし上がったヤングメガトロン感出るかも判んねえな(と思ってこれ撮影してみたんですが、掘削機械なら機能主義的に合致してるからそっちの方がええのか)。

ロボットモード:

頭部のマーキングとか滅茶苦茶 IDW コミックにそっくり。個人的にはもうちょっと若いフェイスでもよかった気がしますが、これはこれで紛う事なきオリジン・メガトロンのすがた。

巣立ち。この時のメガトロンは未だ正々堂々素手で戦ってたので融合カノン砲も無し。この後何度も革命の最前線で戦ってだんだんシルバーボディのお馴染みの姿に近づいて行って、仕上げとしてスタスクの勧めで右手に武器を取り付けて破壊大帝の姿が完成(IDW版なのでオルトモードは銃ではありませんが)。スタースクリーム曰く「正々堂々なんて馬鹿のするこって」。

従ってコミックでこんな姿は無かったと思いますが、ドリルを融合カノン風に右手に取り付けることが出来ます。

ドリルは肩、と言うかバックパックに取り付けも可能。まあ元がシージ版なのでウェポナイザーギミック用の 5mm 穴が方々に設置されているから武器取り付けのハードポイントには事欠かないのよね。だったらつるはしももうちょっとええ感じで取り付け出来たらよかったのにね(´・ω・`)

立膝は苦手。太腿が短く斜めになってしまうため腕で支えないとコケちゃうんだけど腕も短い為今回はドリルで支えています。

はい、EVO-FUSION。つるはしのブレード部付け根とドリルのモーター(?)部分に 5mm ジョイントあるので両手持ちさせることも出来ます。何つーか古代中国の手持ち火砲みたいな武器ですね。コミックではこの時点では素手でボコボコにぶん殴るかつるはしでメタメタにする戦い方だったように思います。

ディスプレイスタンド用のホールはフンドシ部分にもあるんですが(画像ではバックパックで隠れちゃってますが尻のネジ穴の上にあります。バックパックで隠れてしまうので、ロボットモードではバックパック側のホールを使うんですが、角度によってはバックパックが浮いちゃうんじゃないかな?と言う心配。実際どうなのかは判りませんが。

バックパック側ディスプレイスタンド用穴でも問題なくイケそう。なんか酔っぱらって暴れてるみたいなポーズになってしましましたが。

膝関節が緩い(私のは右側だけ)股関節が緩い、踵のパーツの成型が若干タルい(気がする)のはもしかすると金型劣化してきてるせいなのかも知れないんですが、バリとか出てないので私の個体差かもしれません。

又裂きしやすいんですけど足首が結構な角度迄内向きに曲がるのでそれ使ってしっかり設置させれば足開いたポーズも自立しますね。ただしこの型自体がテールヘビーなのかやや後ろにコケ易いので前傾姿勢が基本になっています。

これはクールポコの「なーにー!?」にポーズを取らせようとして頑張った奴。よく考えたら(考えなくても)これ杵じゃなかったわ。と言うかアレのキモはポーズじゃなくて小野まじめさんの顔よな(´^ω^`)

男は黙って「リデコ」!男は黙って「リデコ」!「それにしたって出し過ぎだよ~」

ムーンベースにて購入、14680円(セネターラットバットとセットで)