変圧器たち

へんあつき-たち

参乗合体トランスフォーマーGo! G22 ハンターアーシー

ファーストエディション アーシー、あれはあれで非常に美人なんだけど、ちょっとクール過ぎんですよね。そうするともっと可愛げのあるプライムアーシーが欲しくなっちゃって R.I.D. Arcee を求めてしまう訳です。けどまあもうどこにも売ってないんですわ。ガハハ。

海外版が手に入らないなら国内版を買えばいいじゃない?と行きたいとこですがトランスフォーマープライムの国内版通常ラインはシール仕様、マイクロンジョイント増設のリデコでちょっと好みじゃないんですな。

そうすると次に狙うのは Beast Hunters Arcee になるんですがだったら入手難易度も低いしカラーリングもこっちの方が好みだしって事で今回の Go! 版ハンターアーシーが最適解という事になる訳ですよ。開封品なら最近まで結構お安く変えてましたし!という訳でこれはお安く入手できるだろうと皮算用してたんだけどいざ欲しいってなるとなかなか出品されてないのがオークションの世界。ようやっと未開封品が2800円で出品されたけど未開封品はみんな欲しがっちゃうんだって。ちゅ訳で応札14件、6250円でようやっとの落札でございます。しかも送料1500円も取られんの。ブックオフ暴利過ぎじゃない?嫌でも満足よ(´^ω^`)

当時は Beast Hunters /トランスフォーマー Go! の派手なリデコは全然好きじゃなかったんですが、歳取って嗜好が変わったのか今見たらこの過剰なディティールとか糞デカ武器とか滅茶苦茶好きですわ。そういや私ピンクレディーも当時は断然ミーちゃん派だったのが最近はもう断然当時のケイちゃんの方が美人に見えてしまいますし、キャンディーズもミキちゃんの可愛らしさったらないのよ。これが老化なのか……?!

そういう訳なので Beast Hunters でプレダコン全部揃えちゃって トランスフォーマー Go! 玩具は当時一つも買ってなかったからこれが私にとって最初のトランスフォーマー Go! 玩具となりました。

オルトモード:

劇中でアーシーはこんなモデルチェンジしないので、これはあくまでも玩具オリジナルの姿ですね(劇中でハンター化するのはオプティマスだけでした)。ビーストハンターというのは劇中に登場したセイバートロン星の絶滅種であるドラゴンに似た機械生物ことプレダコンを狩るもの、というニュアンスでしょうか。なんでしょうか、ファンタジーに登場するドラゴンキラーとかがドラゴンモチーフなデザインだったりするのと同じような理由でこんな見た目なんでしょうか。

モノとしては RID 版アーシーのリデコですが前述のように全体的にドラゴンぽい意匠が施されており、なんとなく族車とか昭和ヒーローのやりすぎデコレーションバイクの趣があります。

この角度から見たら特にヤンキー感強い気がするんですけど、こんな装飾はヤン車でもみたことないのでどうしてこれで族車感出るのかはちょっと判りません。

フロントカウルの向きはこれが正解。フロントフェンダー前部がすっぱり切り落とされていますが、これはハンターアーシーで追加された大型武器「アルクボウガン」をオルトモードで取り付けるための改修になります。

これが「アルクボウガン」。

この武器の中央部にあるドラゴンの頭部の様な意匠がフロントフェンダーの前部になるという訳です。この武器はオルトモードで正しく取り付ければかなりがっちりと固定されます。最初それが判らずそっと乗せるだけにしてたのでパッケージの様なモードに全然出来ないって焦りました。

これがパッケージに記載のあるモード。横幅増し増しのビークルモードですが、なんとなくギャリバード(アクマイザー3)とかビュビューンカー(超神ビュビューン:急に捻りの無いネーミングになっちゃってね……)を彷彿させますね。

個人的にはボウガンのリム部分を畳んで車両に沿わせた方が好きです。

変形時のリアタイヤの左右合わせ部分が他のどのバイクフォーマーとも違っていて、タイヤパターンの中央のくねくね曲がったラインで分割されるのが凄く良いと思いました。ピン接合よりも合わせやすい感じ。まあこれはこの車両デザインならではのタイヤパターンだから実現できたのかもしれないですが。左右の篏合もピン固定式よりやりやすい気がします。

ロボットモード:

割と結構大雑把な事を言うと変形パターンはファーストエディションアーシーに似ています。まあ脚部とかフロントタイヤの処理とかそういう大雑把な括りの話では、ですが。

ファーストエディションではタンク部分とフロントカウルを組み合わせて胸部を構成するという変形玩具的な魅力がありましたが、こっちはそこら辺が省略されています。省略されてる分胸部は劇中デザインに似ているのでどっちもそれぞれの方向性に於いて良いのでプライムアーシー好きはどっちの型も買わなきゃならんので大変ですね(私は最近になって season 3 迄視聴してプライムアーシーに嵌ってしまったので2024年の今になってこっちの型のアーシーを買う事になってしまいました。当時リアルタイムで見てれば普通に買えたのにね!という反省はありますが、基本「変形玩具」の面白さで買う派なのでこんなことはレアケースですよ……

ついでに言うとノックアウトも滅茶苦茶好きになってしまったんですけど、こっちはリデコのスモークスクリーンがあるので変形玩具としては満足。玩具は劇中のノックアウトに似てないので肩回りそっくりな変形玩具出てくれないかなーと期待しますが多分無理なのである意味安心しています。非変形のREDはちょっと欲しいけどね……

肩部はウイングが背面に移動していることもあり、かなり劇中のスタイルに似ています。下腕がブルーの成型色になっているのも劇中のイメージに近づいています。

但し肩基部はボールジョイントとなっているため、腕を横に広げる動作は90度開かない為可動に制限があります。

頭部可動についてもボールジョイントでぐりぐり動くんですが、腰部側の方がボールになっており、胴体側が受けになっているため、構造的に上を向けないのでポージングにやや制限があります。

これは試していないので何とも言えないんですけど脚部に2本のピンが造形されていて、これファーストエディションの武器を取り付け出来そうなんですよね。下腕側面にも5mm穴あるのでファーストエディションアーシーのブレードそのまま流用できそうな気がします。

ポージングはこんな感じ。ウエスト回転が無いとかまあまあ制限ありますけど割と普通に触ってていい感じにポーズが決まる良玩具です。肉眼だと大体どの角度でも可愛い顔なんですが、っ静止画にするとちょっと角度によってはグレイタイプエイリアンっぽくなってしまうので写真写り悪い方かも知れません。

脚の裾部分が末広がりで特に脹脛方向が後ろに張り出してしまっているので開脚ポーズの方がむしろ決まるかも。

立膝はギリ可能。

バランス取れば片足立ちも出来るぞ!

腕組み的なポーズ。腕細いから楽勝かな?と思ったんですが以外に難しい。

頭部ヘッド。写真だとちょっと「うーん」て感じなのは私が素材の良さを引き出せていないからかもしれません。インターネットで他の人のレビューとかだと滅茶苦茶可愛く撮れているので、実際にはかなりカワイイ造形だと思います。

集光ギミックは非常に優秀。目を光らせた方が可愛いな。劇中の顔と比べるとちょっと幼い感じのロリアーシーですね。

今回の変形パターンではバイクの燃料タンクは背中に配置されるのでこれだけでちょっとしたバックパック背負ってる位の厚みがあります。この後ろに更にフロントカウル部分丸ごとを背負っているので背部のボリュームは結構あります。

オルトモードでの変形時に腰を折るんですが、その時連動して頭部が少し胸部に格納されるオートモーフギミックがあります。

大型武器のアルクボウガンを構えさせるとこんな感じ。結構重いですが各部の関節保持力は程々に硬いので浮かせたまま持たせて長時間自立します。

グリップは可動するので両手持ちの武器として持たせることも可能。

ロボットモードで余剰になっちゃうのが玉に瑕ですが、背中の背負いもののことろに引っ掛けておく事は出来ます。

ロボットモードの時にフロントフェンダーのジョイント部に取り付けると背負いキャノン風で余剰無しに出来ます。

俺変形ですがロボットモード時にリアタイヤを展開して高速移動モードとか。リアタイヤ部分の装飾で自立する事は出来ますが、ポーズは制限されます。

この状態だと前にコケ易いのでアルクボウガンをフェンダー部分に取り付けてウエイトの代わりにしています。普通にロボットモードの時ここに武器取り付けて置けば余剰無しに出来ますね。

これ位膝曲げないと立ちません。

プライムアーシーと言えばジャック目線でデカ女萌えな訳なのでアオリでお別れです。ああー良いですねー。これは良い。