変圧器たち

へんあつき-たち

Transformers Collaborative Jurassic Park x Transformers DILOPHOCON

映画「ジュラシックパーク」の 30 周年記念コラボ商品第二弾。初弾の「Tyrannocon Rex & Autobot JP93」は Tyrannocon がキングダムメガトロンのリデコ、Autobot JP93 は新規なれどスタイル、変形パターン共によくある奴って印象だったのでスルーしたんですが、第二弾はDilophocon が新規、 Autobot JP12 のロボットモードはネドリーがモチーフと知った時点でもう買うしかない!シェービングクリーム間に偽装した DNA 保管装置も付いてきますし!(注文時点ではジープ型の TF だからハウンドあたりのリデコでしょ?と思い込んでいたんですが、箱を開ければ完全新規だったので非常に得した気分)。

パッケージ側面はディロフォサウルスの弩アップで迫力があります。アメトイ屋さんて棚にこの面前にして陳列している事多い気がするんですが、たくさん並んでたらちょっと面白い絵面感あって見てみたい気がします。尚、反対側側面もジープではなくディロフォサウルスの尻尾が描かれているのでパッケージ的にはかなりのディセプティコン推しです。

「Tyrannocon Rex & Autobot JP93」はブリスターパッケージだったので収納状態でも見栄えしてましたが、今回はエコ梱包って事だと思うんですがブリスターが使えず、ブラインドボックス仕様になっていましたが、箱を開けた時に少しでも対決っぽいパッケージングをって知恵を絞ったのかなかなか面白い梱包状態になってました。

左上の箱(木箱を模した印刷)には付属品が入っていましたが、ディロフォコンの毒ビーム、オートボットJP12のヘルメットと、武器しか収納されていないのでこの箱の大きさはオーバーサイズです(中型TF座らせたりするのにいいサイズ感)。多分ブリスターパッケージにスレは箱サイズも小型化出来たろうし、ディロフォコンがこんな気の毒な見た目になる事も無かったと思います(´・ω・`)

ディロフォコンは左右の襟巻が 5mm ジョイント接続で取れやすい為、薄紙で頭部だけ包まれた状態でパッケージングされていました。まあちょっと剥製を輸送しているとき感あるので個人的にはこれはこれでなんですが、当初ブリスターパッケージで対決セットとして想定されていたんだと思うと、ここに妥協したパッケージング設計担当の人の有能さと無念さをしみじみ感じます。

薄紙は私が購入した製品の中では今回からオートボットインシグニアが印刷された豪華仕様になっています。

ビーストモード:

劇中に登場したディロフォサウルスのイメージにかなり近いオルトモード。そもそも本アニバーサリーの Jurassic Park x Transformers 企画ってティラノサウルスにキングダム版メガトロンをリデコで使えるから丁度良くない?から始まってんじゃないかと思うんですが、それ以外のアイテム全部新規設計で本末転……もとへ、物凄く気合入ってる感じがします。

尚、ジュラシックパークに登場するディロフォサウルスのデザインや生体はかなりのフィクションで、襟巻、毒吐きはほぼ完全に創作のようです。魅力の大半なのに!頭部の非常に特徴的な2枚のトサカは化石から確認されているので、頭部形状は結構本物の復元図に近いようです。

体表の模様はかなり簡略化されており、頸の後ろや尻尾部分に模様が入っていないのでちょっと貧相に見えます。尻尾は展開して武器になるギミックが内蔵されているので実際のディロフォサウルスよりも太ましい印象。

後頭部に下顎と繋がった突起があり、取説によれば下顎を動かすレバーのようです。まあ普通に顎を持って動かした方が早いし簡単ですけどね。

ヴェノムビーム!ビーストモードでは毒吐き時のエフェクトパーツですが、ロボットモードでは武器の先端に取り付けてマズルフラッシュっぽいエフェクトパーツとして機能します(後述)。

こう見えて各部にロックがあるのでかなりカッチリした変形ですが、その分逆に可動箇所は制限されており、公式に稼働する部分は下顎、前脚肩部、後足足首部だけです。

ロック外せば脚部は結構大きく可動します。「ジュラシックパーク」劇中では人間よりやや小型の恐竜として描かれていましたが、実際のディロフォサウルスは体長 7m 位の個体も居た位の中型恐竜だったそうです。そうすっと今回の オートボット JP12 とは丁度いいサイズ感ですね。

襟巻は 5mm ジョイントで雪像されており、取り外し可能です。襟巻畳んだ状態を再現!と行きたいとこですが、 5mm 穴が結構目立つのでなかなかの違和感。外した襟巻はビーストモードでは完全に余剰となります。

底面。ロボットモードの腕は適当に畳まれているように見えて前腕部のタブと褌パーツ部分のスロットでちゃんと固定されるのでキッチリ定位置があります。ビーストモードの太腿も同様に腕のタブと太もものスロットがかみ合って固定されています。比較的単純な変形パターンですが効果的で優れた変形方式だと思います。個人的にはロボットモードの脛部分が太腿部分に重なって恐竜の太い太ももと細い脛を形成してちゃんと鳥脚に見える部分が気に入っています。

ロボットモード:

顔は非常に特徴的なフルフェイスヘルメットの眼と口の周りが開口したようなデザイン。全体的に台形なメット形状と合わせて非常に「らしい」デザインで格好いい。アニメだったら三枚目もイケそう。

ロボットモードはスタイル良し。ビーストモードの襟巻は後頭部に配置されるので後光みたいですね。5mm ジョイントで接続されているだけなので角度変えてもっと後光っぽくすることも可能です。

側面から見るとビースト頭部の収まりが悪いように見えますが、頭部を起こすことが出来、りぼっとモードでも毒吐き攻撃が出来るので、これはこれで。尻尾は取り外して武器になりますが、取り外さないままでも支障なくロボットモードに出来ます。

こういう事ですね。噛みつき攻撃とかもイケそう。

全体的に昭和仮面ライダー怪人みを感じるんだけど、私だけだろうか。

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Transformers Collaborative Jurassic Park x Transformers Dilophocon and Autobot JP12 - Presalehasbropulse.com

レビューには直接関係ないけど hasbro pulse のこの画像のディロフォボット尻尾基部が畳み切れてないミストランスフォームじゃないかな?尻尾基部はその付け根の茶色いパーツも可動して二段階で折りたたむんですが、背中部分のパーツを閉じちゃうと茶色いパーツの可動が出来ず、尻尾基部側の関節だけでは 90度程度しか曲がらないためにこの画像の強に巨大金玉が残ってしまうんですよね。

可動範囲は広め。これはクリムゾンスマッシュ決めそうなポーズ(のつもり)。

変形用関節の都合で肩関節ごと前方に動かせるので腕組み的ポーズも可能。

太腿部を上げる際にに干渉しない形状の股関節なので立膝は超余裕。

その恩恵で腰回転や腰前屈がないにもかかわらずスーパーヒーローランディングのポーズも取れる!

四股踏んだり、立ち合いの蹲踞っぽいのも出来るのでお相撲さんキャライケるかも知れん。

武器は尻尾取り外しブラスター。前述の通り、このブラスターの先端に毒吐きエフェクト(venom blast effect)を取り付けることが出来るんですが、最先端の銃口ではなくそのその一寸手前の部分に取り付ける為、実はこの武器は火炎放射器的なものを意図したデザインかも知れないです。

襟巻を取り外して手に持たせることが出来るんですが、5mm ジョイントの位置的にも形状的にも武器と言うよりは扇に見えてしまうので、なんかの舞を舞ってる感じになっちゃう。

米尼にて購入、13000円位(送料込み)。

SFレーザーブラスト

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