変圧器たち

へんあつき-たち

トランスフォーマー アーススパーク ESD-04 DX テランツウィッチ

製品名が「テランツウィッチ」なんだけど「トゥイッチ」じゃないの?というか玩具の表記見るまではずっと「トゥイッチ」だと思ってたんですよね。英名の綴りは「Twitch」でストリーミングサービスの Twitch と同じなんですよね。Twitch には「ぴくぴく動く」とか「ひったくる」とか「けいれん」とかの意味があるようですが、恐らく「反射神経」的なニュアンスがあるんじゃないでしょうか。私は Transformers: earthspark は Youtube にアップロードされていた(恐らく非公式の)配信で Season 1 全話視聴したんですが、その時「ぴくぴく」とか「けいれん」って訳されてましたね、そういえば。

ストリーミングサービスの Twitch は日本語表記が「ツイッチ」なので「ツウィッチ」の方が日本語表記的には良いのかもしれないんですが、英語の発音では「ツ」じゃなくて「トゥ」な感じだったと記憶しております。

英語版の Wikipedia を見てて気づかされたのは彼女の名前は「テランツウィッチ」ではなく「ツウィッチ・マルト」であるべきなので日本名もそうして欲しかったと思いました(英語版 Wikipedia 見るまで気付いてなかったくせにな!)。家族の絆が非常にはっきりと描かれた作品なんですが、どっちかって言うと人間のお父さんお母さんがテランズを自分の子供として扱って居たり、テランズ間の兄弟描写が多くて、人間側主人公である筈のモーとロビーとはあんまり兄弟兄弟下描写無い気がするんだよなあ。彼らとの絆は主にサイバースリーブを通した共感で描かれてるんだけどそれがちょっと邪魔して兄弟って感じは薄い気がします。けど人間の両親との関係性やテランズの兄弟の絆だけで十分描かれているので丁度良いかもね。ツウィッチはテランズの長女として八面六腑の活躍をします。以外に武闘派だし。

タカトミ版パッケージはブリスター仕様で、オルトモードでの封入です。久々のブリスターでアガっちゃいますね!ハズブロ版は例の窓あり窓なし紙パッケージにロボットモードで封入されていますが、トランスフォーマーと言えば、そしてその先祖でもあるミクロマン:ミクロチェンジやダイアクロン:カーロボットの昔から「変形の意外性を楽しんでほしい」みたいな理由でオルトモードでの封入をしていた(んでしたっけ?うろ覚えなので出鱈目の可能性ありますけど)伝統があります。今回のタカトミ版はそれを踏襲しているんですが、私は断然オルトモードで封入すべき派です。でも昨今は見た目の訴求力からロボットモードでの封入が増えてますよね(´・ω・`)

ロボットモードで封入されている場合、取説もロボットモード⇒オルトモードの変形パターンになってる筈で、オルトモードへの戻し変形の方が断然難しい場合が多いのでそっち方向の説明になっているのはありがたいって言うのはあるんですけど、一回オルトモード⇒ロボットモードで変形させておかないと戻し変形の時に説明書みてもさっぱりわからない事も多く、結局どっちがいいんだか判らんね。

オルトモード:

オルトモードは"ゴースト"製のドローンです。このドローンを設計したのはホイルジャックで、そのドローンをスキャンして取り込んだツウィッチがホイルジャックを第二のお父さん(第一のお父さんはアレックス・マルト)として慕うのがカワイイ。まあ、ホイジャもあんな奴なので最初は戸惑ってましたけど。アーススパークは意外なトランスフォーマーがテランたちのメンター的役割を果たすのが非常に素敵なので本当にみんな観ろなのよ。キャラクターの造作が気に食わないとか言って観ない人は本当に損してるんだから!

ロボットモードで羽根、そして武器になるオレンジ色の薄くて細い構造物、プロトフォーム状態のツウィッチには確か無かったですし、スキャンしたドローンにも無かったのでなんで生えてきたのか謎ですが両モードで良いアクセントになっていると思います。いかがわしい使い方してる人も居ましたけど……

上から見るとそんなにドローン経常再現できていないのは、まあやや低年齢向けの簡易変形なシリーズだから仕方ないんですが、逆にこれでも良い角度から見るとしっかり劇中のドローンを再現しているので実は計算された設計だって理解できます。

底から。ビークルモード時用のフィギュアスタンド取付穴もわざわざ備えています。

こういう角度から見ると全く劇中のドローンに見えます。本来はロボットモード時の武器を機首下部に取り付けるんですが、取り付けていない方が劇中に似ています。武器は腕変形ブラスターですが、多分劇中では一回も使っていないのでは?個人的には完全に余剰だと思ってます。

機首に取り付けないブラスターはオルトモード時に畳んだ両足の間に突っ込んでおけばとりあえずオルトモードでは余剰にならずに済みます。

取説通りに武器を取り付けた状態はこう。ちょっとしゃくれちゃうんよねえ。

ロボットモード:

足長い!ロボットモードのスタイリングはかなり劇中に似ていると思います。武器は腕に装着可能なブラスターです。これは完全に腕のカバーするのでベイバーストランスフォーマーでお馴染みになった腕変形ブラスターを意図したものだと思います。腕から外した場合、ロボットモードでこれを保持する方法は全くない……と思ったらちゃんと用意されていましたわ。

背中側のスロットに固定するためのタブがちゃんとありました。じゃあいいかな(´^ω^`)

体幹が割としっかししているというか、非常に軽いので自立安定性は高いです。私の個体は太もものロール(特に左側)が非常に緩かったので最初は開脚ポーズでは股裂き気味でしたがバーニッシュ的なもの(ダイソーの水性ニス)で渋み調整をして改善させています。

脚部の可動は非常に優秀で立膝楽勝、スーパーヒーローランディングもイケます。但し腕の可動にはいくつか制限があります。肘関節にクリックがあり微妙に膝が曲がった状態は苦手。また肘裏にオルトモードの畳んだ着陸脚が配置されていますが、これが結構干渉します。とは言え角度工夫すれば見栄えの良いポーズ取れるのでそれほど気にする必要はないかも知れないですが。

ロボットモードの尻部にフィギュアスタンド用の接続穴があるので飛行ポーズ取らすときに便利です。背中に羽根ありキャラなのでフィギュアスタンドで浮いてるポーズの取らせ甲斐がありますね。

ローターや羽根も良く動くので表情付けに良いですね。羽根は基部から上向きに起こすことも出来るので大きく動かせます。

ツウィッチのキュートの源である大きな瞳は集光ギミック付きなので後ろから光を当てるとよく光るんですが、逆光になっちゃうから劇中の発光アイとちょっと雰囲気違っちゃうんよねえ。光源を仕込みたい。

これは首の後ろにUVレジン接着剤に付属してた紫外線光源近づけた奴ですが、青紫光で目の色がレモンイエローになったのも功奏してなかなかいい感じです。

そして劇中での武器としてはブラスターは多分使って居なくて、背中の羽根を剣として振り回していましたが、手首がC型で一部開口しているタイプなので背中の羽根をボールジョイントから外して無理やり手持ちさせることが出来るのでまあまあ再現できますよ!手首ロールないのでいい感じの角度で持たすのはちょっと難儀しますが。

羽根で支えれば片足立ちも出来ます。

あーっ!腕変形ブラスター劇中でも使ってたわ!!

イオンスタイルオンラインにて購入、3480円。当初買う予定じゃなかったんだけど、殆どのショップで予約終了した後に欲しくなっちゃった為に珍しいところから購入しました。