トランスフォーマープライムのオプティマスは何種類も出てるのに、なんで劇中のオープンフェイスはないんでしょうね?いやまあこのマスクフェイスはキービジュアルのオプにはそっくりなんですが。
トランスフォーマープライム (TV Series 2010–2013) - IMDb
しかし本編視聴したらマスクオフのつぶらな瞳なオプに惚れてしまうのでそっちの顔のフィギュアが欲しくなるんですよ。プライムオプあんなに沢山出してるんだから1種くらいマスクオフ顔の玩具出してほしかったんだけどなんでや!(私が知らないだけで発売されている可能性はありますけど)
Transformers: Prime | S02 E09 | FULL Episode | Animation | Transformers Official - YouTube
ここはアニメイテッドオプみたいにレガシーでマスクオフ顔プライムオプを発売して欲しいところ。ハスブロ頼んますよ!
オルトモード:
2009年に公開されたベイフォーマー第2弾「トランスフォーマー/リベンジ」(RotF)の後を受けての作品なのでボンネットキャブトレーラーヘッドにトランスフォームします。
前輪も後輪もしっかり太くてオルトモードを大事にしてんなってのが伝わってくるディティールなのが良いですね。この時期の TF 玩具の軟質パーツは非常に曲がり癖付きやすいんだけどこの型では排気筒部分が軟質パーツでこれもぐんにゃり変形しています(´・ω・`)
運転席裏が塞がってなくて肩部の変形機構がむき出しになっていますがリア部分も脚っぽさがなく架空な車両の割にはリアルな仕上がりになっています。カプラもしっかり造形されていて 5mm 穴になっていますが、左右組み合わせている箇所なのでゆるゆるの為、パワーライザー武器を固定して遊ぶんだったらその両脇にある 5mm ジョイントを使うべきですね。真ん中は付属の剣を固定する専用ですね。剣は長さの都合で左右の 5mm 穴に取り付けしづらいので。
とか言いつつこれはカプラ部の 5mm 穴に取り付けていますが、グラグラです。
パワーライザー武器は運転席天井部のエアディフレクターをずらすことで露出する 5mm 穴に取り付けることも出来ます。インストラクションではこっちに取り付けて銃身展開遊びしてね的な書き方してますが後方にずらしたエアディフレクターは別にかっちりロックされるような雰囲気でもないので邪魔にならん位置に適当にずらしました。
なんと恐ろしいことに電池が生きてました。この後電池取り出しましたがちょっと液漏れしてて接点が青い粉吹いてたので 5-56 シュッシュして綿棒で清掃しました。この画像ではギア部分にピンセット差し込んで無理やり固定しましたが傷ついたり破損の原因にしかならんのでやっちゃダメな奴ですね。
底面。脚部は比較的わかりやすい状態で収納されていますが、このオプティマスの変形は上半身のパーツ移動にあります。その辺りのパーツは底面側から見ると胴体の後ろ側に配置されているので裏から見ただけではどういう変形するのか想像つかないですね。
それではロボットモードに続きます。
ロボットモード:
肩アーマーが若干デカ過ぎなのと、頂部のグレーのパーツが余計なのと画像になってしまうと背部の背負いものが目立つのでスタイル悪く見えてしまうのですが、実際手に撮って見ると逆三角形のプライム版デフォルメのボディで非常に映えます。
なんといっても胸のフロントウィンドウ部がダミーではなくオルトモードと共通しているのがこの型の特筆ではないでしょうか。オルトモードとロボットモードでは天地が逆になるんですが、それを上手く使って各モードのデザインを領地るさせています。
背面は「やりたいことは判るんだけどちょっと処理が足りなかった感じがする」処理ですね……このガワが半分くらいのサイズに畳まれてもうちょっと上に配置されれば良かったんですが、今回の構成ではそれは難しかったことも理解できるのでここは甘受です。
頭部ヘッドは集光ギミック付き。集光していないと死んだ目をしていますが光らせると瞳がモールドされており滅茶苦茶格好良くなります。ヘルメット部分以外は全てシルバーで塗装されていますが、よく見ると眉毛のモールドはありそう。塗分けするともうちょっと劇中に似てくれるかも知れないですね。
可動についてはフルポーザブルですが制限が多いですね。踵が小さいのでやや後ろにコケ易い、ウエスト回転がない(構造的には仕込めたと思います)、肘膝の可動範囲がやや狭い等によって大胆なポージングはちょっと厳しい感じです。
あと私の個体は股関節と右肘の関節が緩いので更にポージングに制限が出てしまってね……ジェネリックバーニッシュ的な奴で調整してるんだけどまだちょっと緩い。
肘関節はプライム玩具の悪癖でクリアパーツ使っているので破損も怖いからあんまり無茶も出来ないのでなかなか難しいですね。
それでも腕組み位は出来る程度に渋み付ける事は出来ました。
脚部の各関節の可動範囲がやや狭いので立膝はちょっと無理目のポージング。撮影角度で誤魔化してますけど左足側は浅い角度で前側に伸ばして角度調整しています。
変形時にフロントウィンドウパーツを有働させるためのアームを通すクリアランスの為にロボットモードの胸の下に結構大きめの隙間があって、結構深く剣を指すことが出来たので切腹モードです。ベイバースガルヴァトロンみたいにシュレッダーになってるとかでも良いんですが。
パワーライザー武器と剣を持たせるとこんな感じ。パワーライザー武器は透明なテープを貼って展開状態で固定しています。
両肩の前方に 5mm 穴があるのでそこに固定することも出来ますね。あと下腕の 5mm ジョイント部に固定してもいい感じです。
上半身の変形の面白さは本当に素晴らしいですし、何より胸部がダミーでないのが素晴らしい。私は当時はダミー嫌いマンだったので、ファーストエディションは胸部ダミーと知ってスルーした位なのでこの型がオルトモードのフロントウィンドウ部と共通の胸部である事を知って海外版を購入した覚えがあります。
あと剣は両手持ちできますよ!なんとなく倉間鉄山将軍の趣。
腕パーツの収納とかダミー使わずフロントウィンドウをロボ胸部に持ってくる設計も凄いんですが、この辺りの脛パーツと肩パーツの収まりっぷりとか地味に手練れの設計って感じがして凄く良いんですよね。
設計者調べてみたら、TFWIKI によると國弘高史さんのようでした、流石。