なんと 2 体目のジョウブレーカーなのである。当初はね、「おれには Warrior Class がある!」「おれにはこれしかないんだ!だからこれがいちばんいいんだ!」の精神で乗り切ろうかなと思ってたんですけどね。
うおおあああ~~~~~‼️🎉✨
— こぶし のぶゆき (@kobushi_) 2024年5月31日
遂に #ジョウブレイカー の玩具発売が発表されたじょ~~‼️✨😂
余計なステマはしない‼️
皆さん‼️買って‼️(爆笑)
つか、ジョウブレイカー、完全新規やないですか⁉️
嬉しい~‼️最低でも3個は買う‼️(笑)#Transformers#EarthSpark#トランスフォーマー#アーススパーク https://t.co/MLjZqLiqCw
予約開始日にジョウブレーカーの声でダイマされてしまってうっかり「買うよ!」って retweet (旧表現)しちゃったらジョウブレーカーから
わぁ~💕
買うって言ってくれて嬉しいじょ~‼️✨😆
なんつう返信を頂いてしまったのでもう本当に買うしかないってなって買っちゃった奴なのです。こんな「卑怯な」販促がありますか?(´^ω^`)
同時に発売されたアーススパーク玩具のうちハッシュタグとアフターマスは購入しましたが、彼らの令和最新的な可動性能に比べると可動性能は低め、変形もちょっと煮詰め方が足りてない感あり、というまあまあダメな子なんですよ DX テランジョウブレーカー。しかしですね、これを企画して発売してくれたタカラトミーの意地(妄想です)、そしてプロポーションへのこだわり。
当然に可動も変形も完璧な玩具が良いに決まってるって思っちゃうじゃないですか?けどね、トランスフォーマーはそうじゃねえんだよ!っていうですね、どっちも駄目でも滅茶苦茶魅力的な奴居るからね!というのを我に返らせてくれた凄ぇ良い玩具です。個人的には 2008 年のアニメイテッド玩具にあった魅力と同じタイプの良さを感じてしまっています。
マルトボット
ビーストモード:
オルトモードはスティギモロクという堅頭竜類の恐竜ですが、ウォリアークラス版ではその特徴ともいえる頭部の角がインジェクション型の都合で比較的小さく造形されていましたが、本デラックスクラスではここの再現性に相当こだわった事がうかがえます。多分左右 2 パーツじゃなくて結構複雑に分割されたパーツを組み合わせているように見えます。
またウォリアークラス版では変形の都合で短かった尻尾がブリスター梱包時に別パーツとされるほど長くなっています。取扱説明上の変形手順では工程 4 で「①尻尾を取り外します。」と書かれていて完全変形派としては(尻尾を武器に見立てるとはいえ)ちょっと絶望しかけたんですが、つけたままでも問題なく変形できるので一安心です。
真上と裏側。この角度から見るとかなり厳しい体形なのが判っちゃいますね。もうちょっと両足間の幅を詰めることが出来れば良かったんですが。
細部は変形の都合もあり全然劇中と異なり、横幅もあり過ぎ、胴体短すぎ、脚部の構造が違い、何より背中のロボットモードのつま先が目立ちすぎすぎ、など欠点を挙げればきりがないんですが全体的なまとまりを観ればそれは劇中のジョウブレーカーのオルトモードに見えてしまうというなかなかの魔法っぷり。
何よりビーストモード時に口が可動する!グリムロックとの激しい関わりでビーストモードのまま話しかけるシーンが非常に印象的なのでこのギミックは本当に必要とされているものだと思います。可能であればビーストモードの頭部可動も欲しかったけどね……
前述のとおり頭部は頬骨の下あたり、鼻(?)の横の分割線や、上顎の付け根にある分割線など複雑なパーツ割になっていて、これらを接着した後に塗装している為、このビーストモードの頭部は結構なコストがかかっていると思われます。
あと、単純にデカい。同じデラックスクラスで比べてこれだけの差があるので多分金型もデカくなるし、もしかしたら使ってるプラの量も増量している。その分変形や可動が単純化されちゃうのはまあ仕方ないのかな?という気がします。
恐竜の「鳥脚」の中足骨の部分は本来であればこの玩具では脛骨になっているオレンジ色のパーツ部分なので、ここは玩具的解釈ですが後ろに飛び出した拳部分がメカ鳥脚で時々見かける後ろ側に飛び出したパーツっぽくて全然違和感がないんですよね。ただしビーストモードでは脛骨部分は空洞になっているので角度によってはスカスカ感があります。
頭突き恐竜なので通常姿勢に加えて頭頂部を前にした突撃姿勢がありますが、どちらも可能です。
固定武装のブラスターが 2 丁付属していますが、取説ではビーストモード、ロボットモードともにここに接続するよう指示されています。
けどまあ劇中でこの武器が使われた記憶がないので個人的にはジョウブレーカーがブラスター使うのも違和感あるので私は使用しないことにして、紛失防止のためにオルトモードではここ(ロボットモード時の拳)に取り付けて誤魔化したりしています。
劇中の人懐っこい感はばっちり再現できているのでこれはあのジョウブレーカーに間違いないですね!
尻尾はここまで上げることが出来ますが、ちょっと不自然になっちゃいますね。上下左右に稼働するんですが左右はパーツに干渉して本当に微妙にしか動かずなので、少し上方に動かすくらいの使い方が良いのではないかと思います。
ビーストモードの股間部(ロボットモードの脇)は固定するのが本来ですが、ここを外すと開脚できます。ただし足首に左右首振りが無いので設置性が悪くなり自立しずらくなります(画像では設置面積増やしてゴマ欠かしてます)。
ビーストモードの腹の底が結構スカスカなんですが、そこにフィギュアスタンドのアームを噛ませることが出来て、前後バランスもちょうどいいので走行ポーズとか割とやりやすかったです。season 2 ではエンバーストーンの欠片集めるのに結構出張することが多いみたいですが、その際ほかのマルトスがビーグルモードで走行している後ろを一生懸命走ってついて行ってるシーンがあって、だれか載せてやれよ……と思いました(´^ω^`)
でもスカイワープに頭突きくらわすシーンとかは走ってるの格好いいからね!
Warrior Class Terran Jawbreaker とのサイズ比較です。全然ボリューム感が違う!ウォリアークラスの方がビーストモードの脚部の形状が劇中に近かったり、背中もフラットに仕上がってたりと良いとこあったりするので単なる廉価版に堕さない独自の魅力は健在。内蔵武器の魅力もあるしね。
ロボットモード:
多分手にした全員がやるであろう中間形態。なんせこれ取扱説明書の工程 11 でこうなっちゃうんだから仕方ない。ある意味タカラトミー公式ですよ!
今回のジョウブレーカーの最高に素晴らしい点はこれなんですよ。設定どおりのプロポーション。このクリーピーな腕の長さがジョウブレーカーのアイデンティティで、劇中でも時々ちょっと持て余してるっぽい描写あるもんね(※個人の思い込みです)。
ウォリアークラス版は腕の長さは案外普通で巨腕ながらもバランス取れた体系だったけど、デラックスクラスではギガンテックアームバリの巨腕になっていてよりジョウブレーカー感が強まっています。
Jawbreaker (ES) - Transformers Wiki
設定画がこうなのでその再現度は非常に高いですね。
私は尻尾を外さない完全変形派なのでかなり後方まで尻尾が伸びていますが、普通に前から見た分にはほとんど気になりませんし、不安定なポーズの時に支えとすることも出来るので尻尾付けたままの変形が気に入っています。
背面は結構なスカスカ感はありますが、これはアーススパーク玩具全般に言えるので(何なら最近の TF 全体的にこうなので)まあしょがない。
ロボットモードいろいろ言いたいトコあるんですけど、このビーストモード頭部、これ以上奥に押し込めなくてちょっと後ろ側から見ると目立っちゃうんですよねえ。これはウォリアークラス版も同じような収納方法でしたが、あっちはほぼ完全に背中の隙間に格納できたのでデラックスクラスはビーストモードの首の付け根の折り畳み用関節の形状の問題なので設計次第ではもっと背部の空間の奥まで押し込むことが出来たと思うんですけどねえ。ただまあ「背筋が鬼の顔に見える」の奴再現って思いこむことでどうにでもなるので大丈夫です!
ビーストモードの股間部分はクランク軸で前方に移動してロボットモードの脇を構成しますが、その時ロボットモード側でパーツ固定するのはここの細長いタブになります。ただこのタブ、ロックするには渋みが足りてないのでポーズ付けてるうちに動いちゃって隙間出来がちでした。角の部分を微妙に太らせたりすれば「カチ」っとロックに使えたかもしれないのでちょっと勿体ない。
ウォリアークラスジョウブレーカーの欠点として、まんまるオプティックで無表情に見えるトコがありました。アーススパークでは劇中のオプティックには瞳があるのに玩具ではそれを再現できずにゴーグルアイのハッシュタグ以外全員不気味顔に見えてしまうのが残念ポイントだったと思ってします(故にハッシュタグのゴーグルアイに関しては高評価です)。
今回のデラックスクラス版も初見では同様に無表情に見えるな?って思ってたんですがオプティックの形状が微妙に楕円であることに加えて口元が少し立体的になっているので真正面から見ると真一文字に結んだ表情のない口に見えるのが、角度を変えると微笑みをたたえているようにも見えてきて、オプティックについてもちょっとアオリで見ると垂れ目っぽく見えるんですよね。
そうすると角度によって非常に劇中みある表情に見える!上の二枚目の奴どう?かなり劇中のジョウブレーカーでしょ?そうやってこの造形の顔を学習していくと、認識災害によって最初の無表情顔の記憶が書き換えられてしまうので大体どの状態でも劇中ジョウブレーカーに似た顔のように見えてくるんですよね。私の脳はもう汚染されているので子のジョウブレーカーカワイイ!で、何ならウォリアークラスの顔も可愛く見えてくるようになってきてますよ。SCPかよ(´^ω^`)
これ多分影の深さもあるんだと思うんだけど、現時点で私史上一番エモい顔は昨晩試行錯誤してるときに撮れたこれ。私には滅っ茶優しい顔に見えます。
可動性能に関しては脚も腕も制限が多いです。特に脚部は股間の付け根がボールジョイントだが太腿ロールが無いのでボールジョイントの可動範囲の僅かしか足を外側に向けられないのは大きなマイナス。また足首には左右しか稼働せずつま先の上げ下げが出来ないので設置性やポージング自由度に大きなマイナスとなっています。
足首の構造こうなんだもん……(´・ω・`)しかもハの字立ちだとこれ位開いた時点でもう設置しないのどういう事なんだよ!
なんかね、両脚閉じた時にはしっかり足裏設置するようになってんの。
あとね、膝が伸び切らないんですよね……確かにジョウブレーカー劇中でもちょっと自信なさげな佇まいと小さい兄弟に配慮して常に中腰っぽい姿勢になってる印象はあるんだけど、それでも伸ばし「きれない」のはちょっと残念ポイントなのよ。
腕部の可動については肘関節の位置がおかしくて、本来なら下腕の付け根当たりの方に関節があるべきなんですが、上側になっちゃってます。これは多分変形の都合で下腕ごと回転する回転軸を用意する都合とコストによるパーツ数の制約の結果と思います。
ただし肩は思った以上によく動いてくれるので下半身程不自由感はないですね。
良いとこもあります。なんといっても尻尾。多少後ろにこけそうなポーズとか、不安定な姿勢の時でも尻尾で支える事で自立させることが出来るので案外アクションポーズは行けちゃう。これは左腕、左脚、尻尾の三点で自立させてます。
上記のように可動性能について結構ネガティブなこと書きましたが、実際には割とまあまあ良く動きます。
座り込んでやる気でない時とか
腕が長く、首が上に上がるので前傾姿勢っぽいの取れるのは他の TF ではあまりないので良いですね。
立膝は膝を深く曲げることが出来るので難なく可能。ただし腕が長いので全部スーパーヒーローランディングっぽくなります(´^ω^`)ちゃんと銃構えたりしたら普通に立膝ポーズも取れると思いますよ……
なんとかスマッシュみたいなポーズもイケる!
尻尾鞭。蛇腹剣みたいな奴かも。様になるんだけどキャラのイメージにあんまりあってない感じがするのよね。
二丁のブラスターは手持ちさせることが出来ます。シンプルな棒形状なので逆手持ちしてトンファーっぽく持たせることも出来ますね。5mm ジョイントが短いので長い方を後ろに出来ないのが残念。
基本は肩キャノン的な装備のようです(取説的には)。微妙にゾイドっぽくなるな。
私はあんまり使いたくないので持て余してたんですけど、腰の後ろ側に突っ込んどくことが出来るのでなんというかマフラー的なパーツっぽく見立てられて格好いい。
これ 5mm ジョイントで引っかかってるので抜けることは無いんですが、そんなにガッチリ固定されているわけではありません。ふんどし部分のロック外して隙間からねじ込むみたいな方法で突っ込んでます。
ビーストモードの脚の爪を展開してウルバリンっぽい武器に。これ割と格好良い画になりましたが実際にやってみると微妙に格好悪い角度になっちゃうので角度限定ですね。
ジョウブレーカーくんは可動範囲的に制限多いと見せかけて、実際には動的なアクションポーズもビシバシ決まってくれますが個人的にはちょっとしたポーズの方がキャラに似合ってる気がしますね。
オルトモード獲得が一番遅かったこともあって末っ子感ありますが、玩具でこれだけ巨大なオルトモードを獲得したにもかかわらず、ロボットモードではハッシュタグ姉さんに身長でまだ負けてました。よいですね。