ビーストモードではなく、近代兵器の代替モードを持ったワスピネーター風の ThirdParty 製 TF ですが、元デザインは神棘スピノ(@theamazingspino)さんによるもののようです。
全然別件だけど、5年くらい前に倉持図鑑(倉持キョーリュー)さんの同人作品である T-BEAST のデザインの非正規 TF ブームがありました1が、作者の倉持さんがオフィシャルのTF仕事してた関係もあって非常に怒ってらした覚えがあります(それで私は Generation Toy GT-11 Redbull 以外の奴買うの控えた)。
これは大丈夫?ってちょっと心配になったので神棘スピノさんの tweet で怒ってないかちょっと確認してみたら CICF EXPO での TROJAN HORSE ブースの画像が掲載されてて特にムカついてるような記載も無いから、デザイナーとメーカー間では合意があるのでは?と思うから大丈夫と思うけど、トラブらないでくれよ……
CICF EXPO today pic.twitter.com/bLCT6xnf0b
— 神棘スピノ (@theamazingspino) 2020年10月1日
すでに次弾として同じく神棘スピノさんのデザインによるダイノボット(玩具は「風」)の発売も予定されていますが、品質は兎も角遊びやすさ、変形の楽しさ的には買うかどうか悩みどころ。
閑話休題。オルトモード:
スキャンしたのは Sikorsky S-97 Raider のようですが、細部は微妙に異なりますね。シコルスキーですよ!皆さん(2回目)特徴的な二重反転ローターや推進用プロペラや尖った卵みたいなコクピット周りなどは非常に特徴をとらえていると思います。
まだ変形させ慣れてない、からだと思うんですが、なかなかパネルの合いがしっくりこなくて隙間開いちゃったりしがち。中に収納するパーツをいかに定位置に収めるのか、畳み切れてなかったり縮み切れてなかったりする様なパーツがあると無理やりパーツを合わせたとしてもテンション掛かって直ぐに外れちゃったりします。パーツ構成が非常に複雑なうえに内部パーツの定位置が判りづらかったり、位置決めピンなどもあまりないので初回のロボットモード⇒オルトモード変形は結構苦戦します。マニュアルは実物写真使ったフルカラーですが、あまり役に立ちませんでした。変形動画観るのがおすすめ。
二重反転ローターは回転させることが出来ますが、スムースにくるくる回り続けるようなものではなく「可動する」といった風情です。 胴体後方は S-97 Raider より随分スマートになっているので玩具の方が実機よりも格好いいですね。
尾翼はどれも実機と全然形状が異なります。下方向に生えている垂直尾翼は機体に対して小さすぎで避雷針?って感じのデザインになってしまってます。これはこれで格好いいですが。
推進用プロペラはオリジナルのイラストでも左右に分割してロボットモードの足首付け根辺りに配置される構造なので回転しません。
機体側面のマーキングは非常に精度の高い印刷で、元デザインよりもそれっぽくリアリティが増しています。機体記号の「N9686」は実世界では存在しないようです。「N9686x」(xはアルファベット1文字)とかだったら沢山登録されていたので、桁が足りないのかな?
アップにすると割とガッタガタですが引きで見るとそれほど気になりません。此処のパーツの合わせは非常にシビアでスパッジャーとかないと太刀打ち出来ません。
ヘリコプターの後ろ側も結構難物なんですが、それよりもコクピット周りのガワ合わせの方がシビアで滅茶苦茶難しい。この辺は動画観てもいまいち判らなかったりするので大変。
首の位置や腕の位置は判りづらいですが「正解」があるのでクリアランス考えて少しずつ正解に近づいてる感じがします。密着させるところはしっかり密着させるとか。
私は手首の向きが全然判らなくて結構苦戦したんですが、ひっくり返した状態(ヘリコプターの底が上)で手の甲が上になるようにしてやれば手首の関節で斜めに置く迄押し込めて、そうするとロボットモードの下腕の外装となるコクピット下側のガワを繋いでるアームが必要な位置まで動かせ、ガワが適切な角度で配置できます。
あとはガワ同士を固定するタブがしっかりハマるようにすればコクピット部もまあまあ隙間が少なく変形完了できます。
どうじゃろう?画像だとあんまり違いが判らんな……
オルトモードではコクピット前方下部に武器を取り付けることが出来ます。
ロボットモード:
ロボットモードは神棘スピノさんのデザインにかなり忠実。前腕側面のガワ分割とか凄い設計です。脚部はヘリコプター後部のガワを分割して多重に重ねる処理をしているのでイラストよりも複雑な面構成になっていますが、ガワのロックピンが総じて緩いので触ってると直ぐに外れてきちゃうのが難点。
脛の内側のガワの変形間違ってたので三面の奴だけ差替えました。以降の画像は大体脛内側のパーツの変形間違ったままですね。
関節は緩かったりきつかったりするのでねじを締めたり緩めたり、ネジじゃないトコはバーニッシュ的な奴で調整必須なんですが、私の個体は自立に影響出る程のゆるゆるは無かったので色々ポージングが捗ります。
これはパッケージイラストに似せてみようとした奴。背景によっかからせてますが自立性もまあまあ良好です。
脚開いたり、腰屈めたりしてもコけずに立たせられますね。これは良い(´^ω^`)
当然立膝も楽勝。前腕のガワが肘曲げるごとに外れるのがストレスなんですが。
これは体形も有効に働いているんだと思いますが、前屈が非常に自然なので座らせてもサマになります。
胡坐っぽいのもイケる!指は全指付け根のみですが独立稼働します。
武器の銃は尻に取り付けることが出来るので蜂の針を再現できます。かわいい(´^ω^`)
武器用のエフェクトパーツが2個ついてるんですが1個は先端が矢印状になっているもの、もう1個は滅茶苦茶尖ってる奴、です。
肩パーツの正しい向きが判らんね。公式画像でもどっちもあるし。
頭部ヘッドはクリアパーツに塗装でオプティックは複眼。確かに知ってるワスピーターの顔なんだけどバランス調整されて滅茶苦茶ヒロイックになっているので、ちょっと加藤賢崇さんヴォイスじゃない感じ。いやむしろこれで「ぶーん」って賢崇ヴォイスの方が萌えるかも。萌えるわ。
ムーンベースで購入、13,980円。
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Generation Toy GT-10 Gorilla
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知ってる限りはこれくらい出てたかな……↩
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