変圧器たち

へんあつき-たち

DNA Design DK-43 SS GE03 UPGRADE KITS

昨日ムーンベースさんから荷物届いたのでてっきり新年物の Crimsonflame かな?と思ってたんですけどこれも一緒に届いてましたわ(´^ω^`)あっちは年末に開封しようと思って居るので今日はこっちを記録しておきます。

trans-formers.hatenablog.com

↑これ用の ThirdParty 製アドオンです。

内容物はこんな感じ。初回特典のボーナスパーツで斧がもう一挺付属していました。

パッケージの注意書きが逆説的に狂人の存在をほのめかしていて恐ろしい((((;゚Д゚))))

• The box containing this product is for shipping and display only and is not covered by and warranty note it cannot be replaced if it becomes damaged. (• この製品が入っている箱は輸送および展示専用であり、保証の対象外であり、破損した場合は交換できないことに注意してください。)

• This product contains fragile parts, we cannot replace parts damaged in construction. (・本製品には壊れやすい部品が含まれており、施工中に破損した部品の交換は致しかねます。)

化粧箱どころか輸送用段ボールの小傷迄難癖付けて交換させようとする、一般消費者からすると無駄にコストアップの原因になって迷惑でしかない糞クレーマーも居ると聞くのでこの手の注意書きは今後増えていってしまう可能性もありますね。二つ目の方に至っては自分で破損させといて無償交換要求する狂人が居るってコト?とちいかわばりの不安顔になっちゃうよね。

閑話休題。本製品は基本的に穴埋めフィラーやドレスアップパーツや武器のセットになります。

①足裏穴埋めフィラー

向かって右側だけ装着の図。写真だと殆ど判らないけど若干色味が濃い。ここは一回装着したらそうそう外れてこないので問題なし。見た目も良い。

②太腿内側穴埋めフィラー

向かって左側だけ装着の図。ここは結構目立つ場所だったのでかなり効果絶大。但し太腿ロール部分動かしてると少しずつ浮いてきます。勝手に取れることは無いのでちょっと浮いてたら押し込んでやれば良いだけですが。

脛側面ディティールアップフィラー

向かって右だけ装着の図。

ちなみに各フィラーの名前は今適当に命名しているのであしからず。脛側面に配置されるパーツはオルトモードのガワの裏側になるため強度確保のリブのみしかないんですが、そこにディティールを追加するためのフィラーですね。取り付け部分が浅い為ここはちょっと外れやすいです。普通に触ってる分には問題ないんですがオルトモードからロボットモードに変形する時などでここのパーツがたわむとポロリと行く場合がありました。

オルトモードリア部蓋パーツ

向かって右だけ装着の図。

ほうら、名称怪しくなって来たでしょ?適当だから。SSGE03 オプティマスプライムにはオルトモード時の車両後方にカバーバーツがなく、ロボットモードの拳が丸見えになってしまうという大欠点があるんですが、そこに蓋をして隠す為の尾部カバーになるパーツ。ロボットモードでは踵部に折り畳まれて収納されるため、ロボットモード時のディティールアップにもなるという天才的な神パーツ、なんですが、これが非常にポロリしやすい。変形時も非常にストレスになるので、そういう方向では玩具評価がマイナスになってしまう諸刃の剣。

肩部隙間埋めフィラー

向かって左側の未装着の図。このパーツ滅茶苦茶小さくて梱包時は左右のパーツがランナーで繋がった状態でブリスターに梱包されているのでニッパーやカッターで切り離す必要があります。まあ小さいので取り付けも大変。老眼不器用にはちょっと厳しかったですがまあ何とか指だけで取り付け出来ました。このパーツは次の「背部背負いタイヤ太らせパーツ」を取り付けるための予備的なフィラーになります。このパーツの色味も画像では全然判らないけど微妙に濃い。まあ気にならんけど。

背部背負いタイヤ太らせパーツ

向かって左側の未装着の図。ロボットモードの見た目改善的に効果絶大な奴。差し替えなしでオルトモードに変形させるため見た目よりは複雑な可動軸を持っています。頭部両サイドの空間が埋まって個人的にはこれ取り付けた方が CG デザインにも似てくるし断然格好良くなると思うんですがどうでしょうか。但し元々あるタイヤの遊びが大きいので背負ってるタイヤ部はワイドタイヤ化というよりはダブルタイヤ化という解釈になると思います。ディティール的にもそういうトレッドパターンなんですが、元方ついてるタイヤよりもちょっと幅広なのが微かに違和感あり。ダブルタイヤなら同幅に拘って欲しかったと思います。これは変形時に結構干渉をどかせながら動かすという工程が追加されてしまう部品なので変形時のストレス向上になってしまい玩具的評価マイナスの部品です。

左下腕背面取り付け位置修正パーツ

標準では左下腕を取り外した際に、本体に取り付けて置く際は、尻部の穴に取り付けるので結構だらんとぶら下がって不格好だったのを、背部のより高い位置に固定してオルトモードのボンネットパーツでほぼ完全に隠してしまおうという左下腕背面取り付け位置修正パーツ。

つまりはこうなるという事なので効果は絶大なんですが、薄い板上パーツを元からあるボンネット部の回転軸の四角い出っ張りで固定する仕組みの為、私の個体では固定させることが出来ず押し込んでもプラのテンションで直ぐに外れてしまう惨状でした。

その為ちょっと削って調整したんですが、そうするとテンションで外れることは無くなったんですが固定する摩擦も無くなってしまって全く固定できなくなったのでここは泣く泣く紫外線硬化型接着剤で固定してみたんですが、左下腕のタブを固定するスリット部分の一部からのぞくボンネット裏の出っ張りと段差が合わずタブがしっかり固定されないという滅茶苦茶調整が必要な状況でした。本体側を加工するのは気が引けたのでタブ箱のスロットに添えるだけにしてボンネットパーツで押さえて固定することでどうにかボンネット内に下腕を収納は出来たんですが、結局すぐ外れてしまったのでこのパーツを生かすためには①まずスロットの奥がツライチになるようボンネット裏の回転軸部分の出っ張りを少し削る、②このパーツ自体は瞬間接着剤などでがっちり固定する、事が必要だと思います。当面私はこのパーツ使わない事になりそう。

左手交換ブラスター用グリップ

ゲームシステム再現の左手交換ブラスターに手持ち用のグリップを増設するパーツです。こりゃええわい!と思ったんですが 5㎜ 軸が若干細くて私の所有するオプに持たせると全然グラグラしちゃうのでハンドガンとして構えさせるのが結構ストレスなのでこれも私は使わない事にしました(´・ω・`)

この状態で本体動かすと銃身が右に左に大暴れしちゃうんですよね……


標準で付いていた巨大斧のバージョンアップ版。大型化されているだけでなく、刃の部分がクリアパーツになっているので見栄えが非常に良くなっています。

斧の頭部の直下にある歯車の様なディティールのパーツは別パーツで何故かもう 1 個(ボーナスパーツで斧がもう一挺付属していたので合計で 2 個)付属しています。このパーツは要は 5mm 軸同志を繋げるエクステンションですね。

オリジナルの斧同様、バトルアックスの大刃を展開して左右対称の両刃の斧(所謂ラビリュス)に変形する機構を持っていますが この変形機構はオリジナルよりもちょっとだけ凝っていて、小刃側が 180 度回転して大刃と同じ向きになるので違和感が一寸減少しています。ただしこの回転機構が薄いパーツに組み込んでいるため外れやすいという欠点はあります。

このオプティマスの腕部の可動範囲が標準では若干狭いので両手持ちさせられないのが勿体ないですよね。この画像では左側の肩を引き出して肩関節基部を前方に傾けることでどうにか両手持ちさせてます。

デカいので引きずってもヨシ。

初回特典で二挺斧。このアドオンのパッケージでも二挺の斧を交差したイラストが使われているのでこれが出来るのは嬉しいですね。まあサイズと形状若干異なりますが片方はオリジナルの斧使っても良いですが。

同じの二つあるって事は某イラストレーターのドヤ顔ダブルソード的なポーズも再現できるって事だぞ!

ダブルアックス構えてるポーズの振りして太腿内側のフィラーを見せつけてくる画像。スカスカ感がかなり減じてていい感じですね。

これは aiko の「花火」の PV のポーズっぽく足裏を見せてくる司令官の画像。つま先のフィラーと踵の増設部品がいい感じですね。

もうちょっとさりげないポーズでつま先が埋まってる事を主張してみた画像です。

斧が 二挺あり、柄を延長するエクステンションも余計にあるので柄の長さを倍にしてみました。斧の先端の突起も非正規玩具なので安全基準とか無視して非常に鋭く尖っているため、ここ迄絵が長いとハルバードなのでは?という気もしますが、ハルバートだったらもうちょっと先端部は長く槍っぽくあって欲しい気がしますね。ちょっと惜しい。

こういう持ち方すると杖っぽくもあり賢者感出ますね。

オルトモードの尻はこういう感じで完全に剥き出しだったこぶしを隠してくれます。この見た目の変化だけでこのアドオン買う価値あったと思うんだけど、正直このパーツが非常に取れやすいのでがっちり固定する覚悟を持てない現状では玩具としての魅力はだだ下がっちゃうので「お勧めです!」とはなかなか言いにくい感じ。好き者向けのアドオンというところでしょうか。

裏面。「背部背負いタイヤ太らせパーツ」はこういう感じで格納します。これが付け替えなしで出来るんですけど、結構干渉避けるのが面倒くさいんですよね。

このセットに付属の斧もオルトモードでこの状態で取り付けることが出来るのですが、斧の柄の部分の 90 度の向きで生えた 5mm ジョイントは見た目優先でオミットされているため、フロントフェンダー後部の 5mm ジョイントに取り付けることが出来ず、そこはちょっと残念。この上に二本目を重ねることも出来ないので二本目は完全余剰になっちゃうしさ。

オルトモードの尻に加えてロボットモードの肩部や踵部分のディティールが増えて見栄え向上しているのは本当に素晴らしいので「ディティールアップの為には金に糸目をつけない人」かつ「っ変形の楽しさを大きく減じてでもオルトモードの尻やロボットモードの肩周りを格好良くしたい」人にはお勧めだと思います。

ムーンベースにて 6,380円で購入。個人的には費用対効果はそれなりにバランス取れてると思うけどマトモな人からしたらどうだろうね……