「本命の対決」ってまあおんまの方は競馬ネタだから判らなくもないけど、始祖鳥の方は何にも引っ掛かってないよね?アニメ本編的になんかあったのかしらん?
さて、先行はBWネオ玩具で多分一番カオスなマッハキックからです。
ビーストモードは馬(サラブレッドと思われ)。全体の色彩、造形、そして尻尾が毛で表現されており、かなりリアルな「馬」です。
前脚は付け根がボールジョイントで接続されており、肘(ひじ?)、足首が軸稼働するため、結構な自由度だが、後脚は足首以外ほぼ稼働しない為ポージングはかなり制限されます。
後脚だけで自立も出来るんだけど、馬の目に瞳が描かれているため上向いちゃうのがちょっと難点。
ロボットモードは超ガワ変形。サイドスカート的に処理する胴体前部左右のパーツが非対称なため、装甲とするにはちょっと違和感あります。背中に背負う馬前脚部もかっちり固定されるわけではないのでやや違和感があります。馬の脚はむき出しだしね。
馬頭がほぼそのままの右腕や、馬の背丸ごとの左腕部装甲も生感ありすぎて、ロボットのスタイル自体はかなり正当な人型なのにバラバラになった動物感が凄い。
生馬頭のエラスティックハンドのペンチ状の可動部が口に見えるのもキモい。
ロボットモード頭部に馬の尻尾状の毛が生えており、これは馬の尻尾同様実際に毛で表現されていて、これはなかなかいい感じです。
そしてそのエラスティックハンドはたてがみ部を操作することでマジックハンド状に伸縮可能。もう妖怪じゃん。
「馬の首」(@小松左京)とか、ゴッドファーザーの例のシーンを思い出させるロボットモードであります。
馬にシッポ部は取り外して武器(斧)として手持ち可能。まあ斧としてはかなり変わった形状ですが。
右腕除く上半身の可動はウエストのボールジョイント可動もありぐにゃぐにゃ動くが、馬のガワを接合している腰のアームが干渉して太もも股間付けが前後方向に殆ど動かないのが災いしてなかなかポージングに困る。
足首部は小さなつま先が稼働するため、角度の微調整が出来る為自立性は結構優秀です。
ロボットモードの馬頭部そのまま腕になってる時点でもなかなかカオスですが、”プロテクトモード”こそが、BW2史上最もカオスな玩具として強く印象付ける狂気のモード。
取説通りに変形させたつもりですがこれが正解かどうか……これもう mistransformed toys じゃんね!
変形難易度が高いことでも割と有名なマッハキックですが、ロボットモードへの変形はまあそんなに難しいことないんだけど、プロテクトモードの正界の判らなさと、ビーストモードに変形させるときの微妙な各部の位置関係が判りづらい点がそう思わせているのだと思います。
ビーストモードへの変形時は馬胴体前部のガワ左右パーツと馬後脚部が画像のように捻じれてX字状に収めなきゃならんのが高難易度なんだと思います。