変圧器たち

へんあつき-たち

【大朗報】クバルスキー!

現在退職されていますが、Transformers: Classics 期から Transformers Revenge of the Fallen 期位までタカラトミーに在籍されていた Alexander Kubalsky さんという designer / engineer がいらっしゃいました。

代表作としては Classics MirageAnimated DX Bumblebee 等ですかね。他にも沢山ありますけど。

tfwiki.net

私は彼の作品が非常に好きだったのでタカトミから退社されたらしいという事をどこかで知った時には非常に悲しかったのですが、その後 TFW2005の記事から以下にたどり着いて ThirdParty の MasterMind Creation / Ocular Max の為に G1 キャラクターの設計に携わっていることを突き止めたんですが、

web.archive.org
Internet archive

その後の経緯が不明で、前述の TFWIKI の記事では

Currently he is working for Warner Bros. Animation as a toy and prop designer.

と記載されていますが、他のインタビュー記事で「ウクライナでインディーズの SF 映画撮影する」的なことを仰っていたはずで、それがロシアのウクライナ侵略の1年くらい前だった覚えがあって、その後の消息が全然判らなかったこともあって少し心配していたんです。

そうした折、先日買った Ocular Max InfiniteFinity IF-02A STRAY ALTANATIVE のスタッフ表記の "DESIGN" の箇所に ”AK” という記述があって、「これもしかしてクバルスキー(さん)じゃねえの!!」と色めきだって色々調べたら少し古いですが以下の動画を見つけました。

www.youtube.com

動画はオルトモード「脚」で感動した Ocular Max PS-15 Fraudo のデザイナーである「AK」への開発者インタビュー的な内容のものですが、この動画の冒頭でインタビュアーが「AK」氏に対して「なんと呼べばいい?」って尋ねた時に「Alex と呼んでください」と答えたのを確認した時の私の安堵と自身の好きな玩具に対する信頼がぶわっと湧いてきてちょっと泣きそうになったほどですよ(´;ω;`)ブワッ

2019 年の動画ですが知らずに結構買ってた訳よ。アレックス(さん)の関わった変形玩具を!なお本インタビューではタカトミ退社後に ThirdParty で仕事していることについてタカトミ側からどう評価されているのかについても答えているので非常に興味深い内容でした。

私はアレックスさんに、またタカラトミーに戻って仕事をして欲しいという希望もあるんだけど、彼の野心的なデザインや設計は最近のコスト制約の厳しいオフィシャル玩具で生かしきることは難しい気がするので、結果 MMC / OX のような高品質 ThirdParty 玩具の設計の方が今はよりご本人の方向性に合致しているんだろうなと思います。